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ほぐしばい

中山競馬場へゆき、記帳。故・藤岡康太騎手を悼み、手を合わせる。

久しぶりに訪れる中山競馬場が、この機会だったというのは、あまりにもせつない。。泣いてしまった。

その後「演技ともみほぐしの融合」の試み、という“ほぐしばい”へ。

最寄駅は「小台」…何気に初めて“都電荒川線”に乗りました(大塚にある中高に通ったり、三ノ輪に住んでいたこともあったくらいなのですが、何故か今まで乗ったことがなく…)

詳しくは、施術者(作演者)の辻村優子さんのnoteにあるので割愛しますが…

…とても不思議な体現でした。

場自体も、nature感の強いオープンスペースで、窓外から吹き込んでくる風も心地良く。階下から漂ってくる魚料理?の匂いも、期せずして相乗効果を。

そして施術されている間(“ほぐしばい”を観ている間)は、なんとゆーか…農村地帯にいるような錯覚に襲われ、また、言葉(台詞)を聴こうと耳をそばだてることで、他の五感にも遡及効果が生まれ、よりマッサージを敏感に感じることになる、みたいな。

結果、ほぐされるというよりも、身体の細部への意識、緊張感の方が強くなり…本来のマッサージとは違う(ある意味、真逆な)感覚を味わいました。
とはいえ、より心地良さを感じたりしてはいます。

そんな不思議な40分。
自由に“語り”にカットインしても良いということだったのですが、やはりなかなかそうもいかず…実際、どれくらいの人がカットインしてゆくのだろう?

帰宅後、皐月賞を観る。
故・藤岡康太騎手が(2週に渡って)追い切りを行なっていたジャスティンミラノの勝利。
感動しなかったと言えば嘘になるし、こんなセレンディピティはいらないから生きていて欲しかったという思いを持ちつつも、、
戸崎圭太ジョッキーの勝利騎手インタビューに、また泣く。

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