「もしや、オリオンビールより規模の大きいビール会社があるのかも!?」

沖縄の人の中には、オリオンビールは大手ビールメーカー(アサヒ、サントリー、キリン、サッポロ)の次に売上規模が大きいというイメージを持たれている人がいるかもしれない。

ところが、売上高を非公表としているので、確実とは断定できないが、オリオンビールよりも売上高が大きい会社があるかもしれず、売上高次第では沖縄の人が長年認識してきた常識が覆されるかもしれないのである
その会社とは、長野県に拠点を置くヤッホーブルーイング株式会社。去年から、ファミマやセブンといったコンビニに商品が並ぶようになったので、あれ見たことがある!と思った方がいるはずだ。

ご存じの方がいらっしゃるのかもしれないが、実はヤッホーブルーイング株式会社の創業者は星野リゾートの社長である星野佳路氏なのだ。
星野氏が創業後、井出氏が社長を引き継ぎ、経営を担ってきた。ヤッホーブルーイングは、顧客から製品に魅力を惹かれるだけでなく、他の企業やビジネスパーソンから社におけるマーケティングやチームビルディングでも注目を集めている中、同社におけるチームビルディングの基礎を作り上げたのが井出氏だ。

ヤッホーブルーイングは、前期において、なんと19期連続増収、過去最高益を記録した。
ヤッホーブルーイングの売上高は、オリオンビールの次点に近いと、これまでにおけるヤッホーのシェア率の説明から推測できる。

一方、オリオンビールはここ数年、減収の一途をたどっている。しかし、前期の決算がまだ発表されておらず、前期の決算次第では増収に転じることがあり得る。私としては、オリオンのECサイトの盛り上がり、またリゾートホテル事業の伸びから増収へと転じることを期待している。

https://www.google.com/amp/s/www.okinawatimes.co.jp/articles/amp/778264


オリオンビールの一昨年度の売上高は200億を下回った反目、ヤッホーは数字を明らかにしてないが、以前の記事で、2022年を目処に売上高200億円の達成を目標としていることを明らかにしていて、特に昨年度は3割も売上が増加していることから、もしやヤッホーがオリオンの売上高を上回っているのではないか、というのが私が持っている仮説だ。というのも、仮にオリオンが売上高で200億を上回ったとしても、その売上高にはリゾートホテル事業の売上高が含まれていることから、それを差し引いたビール事業の売上高と比較すると、ヤッホーの方がオリオンよりも売上高が上回っているのではないか、というのがこれまた私が持っている仮説だ。

というので、前期のオリオンの決算が気になって仕方がない。ただ、どんな決算になるにしても、私が持っているオリオンへの愛は変わらない。だって、オリオンビールは沖縄の象徴ともいえる存在なのだから。

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