沖縄の基地返還地がレッドオーシャンな場所!?

久々に、読谷町の58号線を那覇向けに向かっていて、
基地返還地に目を向けていると、
異様な光景が目についた。

なんと、後から距離は調べましたが、800mの間に、
ドラッグストアモリ、マツモトキヨシ、ダイレックスと
ドラッグストアが3軒も連なっていたのだ。

そのことを皆さんに追従体験していただきたく、Googleストリートビューのリンクを共有します。
https://goo.gl/maps/Xh2aMbktzoBMDVPB6

ただ、なぜ私がそこまでドラッグストア激戦区を強調しているのか。例えば、ラーメン激戦区だとしたら、麺やスープのジャンルが違かったりすれば、店は連なれど客の奪い合いにはならない。むしろ、行動の仕方によるが、今日はA店、次はB店という選び方ができる。ところが、ドラッグストアとなると、プライベートブランド商品ではない限り、扱っている商品に重なりが生じるため、価格競争が生じる、というのが筆者の見解だ。とはいえ、薬剤師さんや店員さんの知識量や対応、ポイントといった特典の有無で差別化ができる。また車社会の沖縄において、ロードサイド店舗となると、駐車場のスペースが顧客獲得の鍵となる。さて話戻って、読谷村の場合、店舗に来店していないため対応の違いはわからないが、駐車場もある程度確保されていることから、各店ともしのぎを削っている、と思われる。

ところで、最近になって沖縄の基地返還地のまちづくりに関して議論がなされるようになった。そこに加えたいのが、返還地に差別化されないものの激戦、言い換えるとレッドオーシャンが起こっていいのか、ということだ。果たして、レッドオーシャンな町は持続可能な町なのか、レッドオーシャンな町は未来に必要なのか、県民1人ひとりが考えていく必要がある。

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