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鎌倉(後編)

先週の続きです。



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おみやげも無事確保できたので鎌倉駅に戻り、江ノ電に乗って2駅移動。



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由比ヶ浜にやって来ました。



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海を眺めたり、写真を撮ったり、貝を拾ったり、貝を海水で洗ったり…を繰り返しながら、「海の近くに住んだら毎日(海岸を)散歩するかな?」とか、「もしも彼氏がサーファーだったら・・・」とか、「波の泡が霜降り(肉)っぽく見える」などなど、とりとめのない話をしつつ砂浜を歩く。



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「荒地」巡礼

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海岸歩きも早々に氣が済んだので、再び鎌倉駅に戻る。最後の目的地は、小町通りを入ってすぐのイワタコーヒー



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人気メニューは厚焼きのホットケーキですが、我々の目当ては・・・


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エクレアです。

2年ほど前に小説「荒地の恋」を読んで以来、実在する登場人物(田村隆一・妻の和子・北村太郎)に興味を持ち、本人たちが書いたエッセイなども読み進めていました。それと合わせて、かつて鎌倉で彼らと同居していた経歴を持つ橋口幸子さんによる当時を書いた作品群があるのを知り、そのうちの1冊が「珈琲とエクレアと詩人 スケッチ・北村太郎」で、まさにイワタコーヒーの「珈琲」と「エクレア」がそれなのでした。



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友人とは本を貸し借りする間柄で、「荒地」関連もシェアしていたので、鎌倉行きが決まった時、「ぜひともイワタコーヒーで『珈琲とエクレア』をやろう」と提案。(イメージはホットコーヒーでしたが、海岸を歩いたせいか冷たいものが飲みたくなってしまったのでアイスに)「太郎を感じる」ことのみが目的で、エクレアの味については特に意識も期待もしていなかったのですが、思いのほか「かなり」美味しくて、なぜか不意打ちを食らったかのように驚いた我々だったのでした。




おまけ

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友人が撮ってくれた私の後ろ姿。

「アートな感じ」と言ってくれたけれど、何やら少々「武士」っぽくも見える。


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