「モネ 連作の情景 」感想

ついについにモネ展へ行った。ずっと昔、私は睡蓮と名乗っていて、それはモネの睡蓮からとった名前だった。こんなにも好きと言っていたのに、実物をしっかり見たことは無かった。わたし、ついに本物の睡蓮をみた。積みわらも見た、本物だ。図録を買ったので、またゆっくり振り返りたい。平日に行ったのに、とにかく人が多かった。人気だな。

なかなかに混んでいて、絵の前でじっくり粘ることが難しかった。それでもやはり、本物はすごい。とにかくでっかい。でっかいし、額装もゴージャス。これはお金持ちのでっかいかつゴージャスな家じゃないと浮いてしまう。絵、自体のもつ力というか、エネルギー?質量に圧倒された。エトルタの絵を見れたのもよかった。

睡蓮の正面に向き合った、あの瞬間の、ブワーっと寒気がして、すべてが震えるかんじ、久しぶりだった。ほんとうに、力のある絵。すごい。

本物を見なさい、という祖母の教えにただ感謝したい。良かった見れて。

モネ1人であんなに人が集まるのすごい。人気だね。

ずっと好きだったもの(人)に、リアルで対面するって、こんなに嬉しい気持ちになるのね。これが推し活の気持ちなのかな?

みちみちの人の中ショップでTシャツや図録を購入。友達に送るためにポストカードも購入。
いっぱい買った。推し活だ!!買わなかったら絶対に後悔するという確信があった。図録を初めて購入した。記念すべき図録デビューがモネ展なのはかなり嬉しい。宝物だ。こころの、おまもり。Tシャツは身につける鎧である。

最後の部屋は撮影OKの作品が何点かあり、なかなか絵の前でじっとできず。でも何周かして、できるだけ粘って、満足してから出た。

この前のレポートで西洋美術史について学んでからでよかった。テキストのあれじゃん!てかなり嬉しいから。説明の文章はわりと飛ばしてしまった。

なんかあんなにでっかいキャンバスもって戸外制作ってすごすぎないか?スーパーお爺さんすぎない?制作は体力ってしみじみしてしまうな。ムキムキおじいさんじゃんね。

近くで見たり、ちょっとだけ離れて見てみたり、おもしろかった。あんまり筆触分割だ!ってわからなかった。でも、淡くてタッチの残る、表現の絵はやっぱり好きだなと。

光のあたったキラキラとか、ひなたのあったかい空気感とか、みずみずしさとか、とにかく幸せな気持ちになった。あー、もう1回行きたいよ〜。

たのしかった、すごくよかった!


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