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Day67 ささいなこと

 「ささいなこと」を短歌にして「ちょっとした楽しいことを考える」をしたいと思う(イラストは描けないので…)。

暗がりで
足元見えず
進む道
足探りつつ
肝試しする

くらがりで
あしもとみえず
すすむみち
あしさぐりつつ
きもだめしする

 通勤路をショートカットするため真っ暗(冬至前後の日が短い時だけ)な小道を通る。スマホのライトとか使えばいいのに、ちょっとの距離で歩き慣れた道だからやるのだが、肝試し感覚で足裏の感覚に集中して歩くのがちょっと楽しい

みそ汁は
糸寒天と
トロロ昆布
乾燥ワカメ
乾燥野菜

みそしるは
いとかんてんと
とろろこぶ
かんそうわかめ
かんそうやさい

朝食の味噌汁レシピを五七五で…

トコトコと
落ち葉ふみふみ
歩く道
秋の夕暮
速い落陽

とことこと
おちばふみふみ
あるくみち
あきのゆうぐれ
はやいらくよう

 トコトコゆっくり歩きたい秋なのに、日が落ちていく速度が速すぎて、気付くと歩く速度が上がってる…

月暦
後1枚に
なったのに
新月暦
後に控える

つきこよみ
あといちまいに
なったのに
しんつきこよみ
あとにひかえる

 やっと終わりが見えたのに…。「振り出しに戻される」感じでちょっと嫌な感じがするのはオラだけ?

口元に
雨雲できて
雨が降る
マスクの中の
湿気の変化

くちもとに
あまぐもできて
あめがふる
ますくのなかの
しっけのへんか

 寒い朝、ガンガン歩いていたらマスクの中がビショビショに…

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