見出し画像

人がお酒や薬物を求めてしまう本当の理由が完全にわかりました【完全にわかったシリーズ】

なぜ人はお酒を求め、ある者は薬物に手を染めるのか……。

それは、意識がおぼろげだった子どもの頃に戻るため。意識がおぼろげだった子どもの頃が多くの人々にとって最も楽しい日々だった。ふわふわした不確かな意識の中、余計なことを何も考えず、ただひたすらに遊び戯れ食べて寝る。そして、脳が未完成な状態であるために、たびたび不思議な現象を感じることもあった。

そんな子どものころほど楽しかった日々はないはずだ。それを再び体験するために、ある者はお酒を求め、ある者は薬物に手を染める。

であるならば逆に言えば、子ども時代とは「常に酔い、常にトリップしている状態にあった」ということが言える。


人は成長して行くにつれて、意識がはっきりとしていき、余計なことをいろいろと考え込むようになる。現実が現実たらしめていく。幻想は終わりを迎え、厳しい現実が訪れる。夢見ることを忘れ、現実しか見えなくなっていく。そして、生きることの楽しさは半ば薄れていく。

それゆえに、子どもの頃に戻りたいと思うようになる。
楽しかったあの頃に……、
不安のないあの頃に……、
現実の厳しさを知らなかったあの頃に……、
嫌な記憶がフラッシュバックしないあの頃に……、
辛いことを考えなくていいあの頃に……。

それを実現させてくれるのが、お酒や薬物だと知り、それらに頼るようになった。すべては子どもの頃の不確かな意識へと戻るために。

中には「イカれ腐った現実から抜け出したい」「嫌な記憶を消し去りたい」「あの頃に戻りたい」という思いがあまりに強すぎて、アルコール依存や薬物中毒に陥ってしまう。


LSDは脳を「子どものころの状態」にするという研究結果がある。LSDの影響下にある脳は、幼少期の脳の状態と多くの点でよく似ているのだと言う。私が言っていることは、あながち間違いではないと思われる。おそらくお酒でも、脳を子どものころの状態にする効果はあるのではないか?

【参考】


まとめ

人は子どもの頃の不確かな意識を求めてお酒を飲み、ある者は薬物に手を染める。しかし、もしみんながみんな常にお酒や薬物に溺れ、子どものような振る舞いをするようになれば、社会は簡単に崩壊する。だからお酒や薬物は規制が必要なのだろう。

まぁ、イカレ腐った現実を直視して生き続けろと言うのも酷な話だ。
だから脳が禿げないくらいの量ならばお酒は許され続けるべきなのかもしないし、比較的脳が禿げすぎない薬物は制限付きで解禁されるべきなのかもしれない。

それはともかく、お酒や薬物に逃げないとやってられない人を大量生産する社会がクソなのである。

以上

・この記事を書くために読んだ本


YouTubeのチャンネル登録よろしくお願いします!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?