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『小2の夏休み』なので起業した。
はじめまして、中井と申します。今年の4月にマーケティング支援の会社を立ち上げ、一人で細々と働いています。
とにかく記憶力がないので、自分でもなぜ会社を立ち上げたか、キッカケを忘れつつあります。まだ8カ月なのに。これはマズいと思ったので、noteに記録をすることにしました。
ちなみに、忘れ物もヒドいので、免許書を5回再発行しています。免許書の末尾一桁は再発行回数です。
↑今初めて、ローンが組めない事を知り、衝撃を受けてます
何を書こうか忘れて、いきなり話がそれました。そんな人間です。
『なんでサラリーマンを辞めて、独立したの?』
これ、めちゃくちゃ聞かれます。たぶん100回は聞かれました。いや、4回くらいかもしれません(記憶力)。
いちおう、いくつか理由があります。
・服飾学校に通いたいから
・会社外で一緒に働きたい人が増えたから
・法人運営を学び、視野を広げたいから
・原価がなく、借金リスクが少ないから
・同じ環境に飽きた
・動物系のサービスをやりたい
・節税
『なんで独立したの?』と聞かれるたびに、上記をランダム回答しています。
ですが、これは「理由」でしかなくて、「キッカケ」ではありません。そこで、今日はこの「キッカケ」を忘れないように記録します。
社会人11年目=まだ小2の夏休み
わたしはヒマな時、無意味な集計や計算をするのが好きです。
・うどん屋と蕎麦屋はどちらが多い?
・死ぬまでにいくらもらってつかう?
・毎年何着の洋服が生まれる?
・時速何キロで動き続けたら加齢が半分になる?
※特殊相対性理論上の話
・R指定は1小節で平均何回韻を踏んでいる?
ちなみに、結果はほとんど覚えていません。ただのヒマつぶしです。
そのヒマつぶしの一環で、こんな計算をして、それが独立のキッカケとなりました↓
つまり、「社会人人生を小学校人生に当てはめると、今はどの段階にいるのだろうか」表です。
自由に入力できるので、ヒマな方はよかったらやってみてください。計算式間違ってたらごめんなさい。
わたしの場合は、
・86年3月生まれ
↓
・獣医浪人(失敗)
↓
・09年就職
という人生なので、小学校に換算すると「小2の夏休み」という結果になりました(当時)。「まだ小学校2年生なの!?」と、一人で衝撃を受けていました。
小2はアホである
小2といえば、小6(卒業生)から見ると、相当なアホです。
両サイドの動物もアホそう
ちなみに、わたしの小2はこんな感じでした。
算数→九九あやふや。アホ。
国語→スイミー。「夜」という漢字を覚えている。アホ。
社会→なにそれ。アホ。
理科→なにそれ。アホ。
日常→校庭で脱糞して、逃げる同級生を追いかけまわしていた。エンターテイナー。
つまり、「まだアホな小2なんだから、プライド持つ前にもっといろいろやってみよう!」と思ったのです。
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ちなみにスイミーはこんなやつです。
↑長さ30匹×高さ20匹くらい。
これがキンギョハナダイ(長さ10cm×高さ5cm)なら、
長さ3M×高さ1M。たぶんこのオヒョウくらい↓
結構小さいな。
あ、また話が逸れた。
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小2までの勉強の延長で、卒業までいけるのか?
もうすこし突っ込んで書きます。
なぜ、小2に衝撃を受けたのか。それは、「このまま同じ仕事をし続けたら、卒業まで頑張れないな」と思ったからです。
日本では、ほとんどの人が、「同じ会社」か「同業種内の転職」で一生を過ごしていると思います。つまり、「(他の科目を勉強せず)ずっと一科目だけを極めようとしている状態」です。
小学校に当てはめると、「算数の中で、掛け算とか分数とか履修だけ変えて、一生を過ごしている状態」に感じました。
例えば「広告代理店→テレビ局に転職」という場合、一見大きな変化に見えます。ですが、算数で言うと「分数→平面図形(台形の面積とか)への履修変更」くらいの変化なんじゃないでしょうか(適当)。勿論部署等によりますが。
「競合のA社→B社に転職」「同じ会社のα部→β部に異動」だと「仮分数→帯分数に履修変更」くらいの変化なんじゃないでしょうか(適当)。
こういった専門性を突き詰める姿勢は、素晴らしいと思います。
ただ、わたしは飽き性すぎて、同じ科目で別の履修を積み上げていくスタイルが無理だろうな、と感じてしまいました。
つまり、算数だけを学んで、小2~小6まで駆け抜ける自信がありません。
なので、全く違う科目を学びたいと思い、服飾の専門学校に通ったり、動物系のビジネスを始めることを、検討し始めました。
小2時点の得意・不得意に、意味なんてなさそう
同様に、「今までの社会人人生なんて小2に過ぎない。だから、得意・苦手と思っていることなんて、思い込みに過ぎないのではないか?」という気持ちになりました。
例えばわたしは、小2の時に音楽が得意でした。でも、「口パクして、いつ怒られるかスリルを楽しむ」という小2病的な遊びを続けた結果、音楽の成績は◎→△になりました。つまり、得意→苦手になったのです。
ちなみに中2には、「合唱なんてダサい」という中2病が発動
逆に、国語が苦手でした。でも、小2の担任の先生(山田先生)が読み聞かせが好きな人で、そこから本が好きになりました。その影響で、卒業時には◎になりました。苦手→得意になったのです。
この読み聞かせが好きだった
ちなみに山田先生は、ダメな子を叱るとき、「アンパン!」といいいながら、お尻を優しく叩く教育方針でした。
あまりにひどいときは「クリームパン!」といいながら、パンツを脱がせたお尻を強く叩きました(年2回ほど発動)。私はクリームパンの被害を受けました。
今なら訴えたら勝てるかもしれません。でも大好きな先生でした。
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また猛烈に話がそれましたが、つまり、
・知らない「好きな科目」がまだあるのでは
・「よい師」に巡り合えば、それを知れるのでは
・それに気づかないで生きていくのは「もったいない」のではないか
と感じました。
そして、
・多くの科目や師に巡り合いたい
↓
・それを仕事にするには、時間や裁量(選択権)が必要
↓
・法人化(独立)したほうが何かと便利
という道を取った。というのが、冒頭の『なんでサラリーマンを辞めて、独立したの?』に対する回答です。やっと思い出した。
そんでどーなったの
今は、「退職した会社のお仕事半分」「知り合い経由の新しいお仕事半分」くらいのシェアで、なんとかやっていけています(ありがとうございます)。
でも、「同じことをやってるのに、独立したからこそ失敗したこと」も想像以上にいっぱいありました。つらい。
そのせいもあってか、今年は「社会人で最も各プロジェクトがうまく行っていない年」です。つらい。でもなんとか生きてます。
一方で、「これ、もしかして小6卒業まで楽しんでやれるかも?」という『種』みたいなものも、いくつか見つける事ができました。『師』にも、本当にたくさん会えました(わたしが一方的にそう思ってるだけですが)。
また、昔捨てた種も、拾い直したりしています(インフラ系とか、解析系とか、制作系とか…やっぱり、自分で何かを書いて動かすのは、楽しい)。
↑こんな気分で拾い直しています
卒業するときに、山田先生にクリームパンを食らわぬよう、頑張らなければば…。。
↑マジでこんな感じでした。でもいい先生でした。
でも訴えたら勝てると思います。
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