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RFW DESIGNER × SLACK FOOTWEAR|対談ブログ Vol.03

遂に尊敬するデザイナー鹿子木さんと対談が実現!!


こんにちは。SLACK FOOTWEARのデザイナー安田です。
少し緊張もありますが、対談ブログVol.3行きたいと思います!!  
今回の対談は…いつもと少し違い、ある場所に訪問させて頂きました。
今夜は楽しい秘密の密会になりそうです…。

「お邪魔しまーす!!」

名称未設定 1

【RPM-RHYTHM PRIMARY MARKET】
151-0063東京都渋谷区富ヶ谷1-6-9荒木ビル2F
Tel 03-6804-7283



今回は僕の尊敬するRFWのデザイナー鹿子木さんと対談です!!

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RFWデザイナー 鹿子木 隆 さん】

安田 / 「鹿子木さんお忙しいのにすいません!!突撃訪問しちゃって!!」

鹿子木さん /  「いやー全然大丈夫ですよ!!あれ??対談ってもうこれ始まってるの?」

安田 / 「対談って言ってもそんな大したことないので気楽にいきましょう!!」

と言いながらここから1時間以上雑談が始まる…
前から気づいていましたが大先輩でもありながら、何でも相談できる仏のような優しい方なので永遠に話し込んでしまいます…

安田 / 「やばい!!もうこんな時間!!!!!という訳で対談始めましょうか!!」

鹿子木さん / 「やっぱり…まだ対談始まってなかったか!!(笑)」


ここからが本番!!真面目に行きましょう!!


安田 / 「鹿子木さんとどうしても対談したいなって思ったのには理由がありまして!!今、まさにこのタイミングじゃなきゃ絶対にダメだって!!
実はこれが理由なんですよ!!」

シューズマスター

安田 /「我らのバイブル SHOSE MASTER (シューズマスター)!!
遂に9月30日に発売になりましたね!!本当にスニーカー好きな方は待ちに待ってる本ですよね!!」

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安田 / 「お互いのブランドが隣同士で掲載されているのページを見て…自分自身も鹿子木さんの横で実際に話したいと!!もう対談させて頂こう!!ってすぐに決めました!!」

鹿子木さん / 「これねぇ!!確かに運命かもしれないよね!!実はさっきまでSHOSE  MASTERの編集長の河瀬さんとメールでやり取りしてたばかりだったからちょっと待って、安田君その本を持ってこっち向いて!!」

パシャリ!!

鹿子木さん / 「河瀬さんに送っておくよ(笑)」

実はこの写真が後にある事件に発展するとはまだこの時二人は知らない…

安田 / 「RFWさんってSLACK FOOTWEARをやる僕からしたら日本を代表するバルカナイズ製法でドメスティックブランドで僕らの目標でもあるブランドですし、ずっと追いかけさせて頂きたいブランドです!!
だから今日は鹿子木さんのスニーカーに対する魂を是非お聞きしたいと思います!!」

鹿子木さん / 「よし!!やっと対談ぽくなってきたね!!どうぞどうぞ!!何でも聞いて!!」

RFWのこだわり

安田 / 「ではSHOSE MASTERに掲載されていたこのモデルを是非ご紹介してください!!こだわりや魅力も教えて頂けたらと思います!!」

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ROSETTA TC】 NATURAL / BLACK     21,000円(税込23,100円)

鹿子木さん / 「RFWの中では珍しいハイカットタイプのモデルです。
モデルとしては長くやっている定番なんですがつま先にラバーのトゥキャップを貼ることでリビルドしたモデルになります。ブーツのように履けるスニーカーなんだけどセンターのファスナーでしっかり履き口を広げてガバッっと足入れできるモデルです。」

安田 / 「センターのファスナーは意外とパターンとかが難しいですよね!!足の甲に添わせるカーブとかは特に!!!」

鹿子木さん / 「そうだよね!!なだらかな緩いカーブを入れる所はかなりこだわったかなぁ。あとこのベロは片側だけ縫い付けて履くときにベロが落ちたり、足と一緒に中にぐちゃぐちゃっと入らないようにしたんだよ。お客様とのセッションもしっかりと大切にして、ファスナーの持ち手の紐も付属紐でカラーを取り入れられたりできるんだよ。 あっそういえばこのモデルはローカットも作ったことあるんだけどファスナーのスニーカーってローカットの方が難しいんだよ!!作ってみてびっくりした!!」

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ベロが片側のみ縫い付けてあります。

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アウトドア感のあるロープ調の紐をファスナーに付けるとアクセントが作れます。

鹿子木さんのエンジンがかかってきたのでもう1つ聞いちゃいます!!

安田 / 「では!!RFWさんと言えばこれっていう最も有名な顔でもあるこのスニーカー行きましょう!!」

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【SANDWICH-LO STANDARD】 GRAY / WHITE    11,000円(税込12,100円)

鹿子木さん / 「羽根のパーツを2枚に分けて重ねることで足を包み込むようなホールド力が生まれる。そして履くときはしっかりと羽根が開いて着脱も簡単。2枚に分かれているので屈曲した際にテンションを逃がして足に負担のかからないようなデザインにしたんだよ!!」

安田 /「羽根はシンプルなのに1個のこだわりで3通りくらいの役目があるのはすごいですね!!あとRFWさんのスニーカーってシンプルに見えるのにソールの色がしっかり攻撃的なカラーでもあり、吸い込まれるような爽やかなカラーでもあるこのブルーがとても印象的でかっこいいですよね。見えないオシャレ感が!!」

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鹿子木さん / 「これはシアンブルーっていうブルーだよ!!でも最近は落ち着いた色なんかも使っているんだよね。ちょっと秘密があってペットボトルから作られたリサイクル素材のモデルはソールの色を変えてるんだ。リサイクル素材って本来は捨てるものを再利用するってイメージが強いからか安い素材だと思ってる人が多いんだけど、実は手間がとてもかかるから高くなる。ただ環境にはもちろん優しいのでそこをしっかり重視する方へ向けた僕からのメッセージでもあるんだよ!!」

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安田 /「いやー本当に有難うございました!!もうすっかり外が暗くなってしまいましたね!!でも鹿子木さんとこうして話ができたことは僕にとって価値でしかないです!!本当に有難うございました!!ではこの辺で終わりにしましょうか?!」

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前半、自分の話が長すぎたせいで遅くなったのにそそくさと後片付けを始める安田

実はこの対談、二人しかこの場にいないので写真は交代でお互いを撮影しています(笑)

鹿子木さん / 「また一緒にいろいろ話ができたらいいね!!本当に楽しかったよ!!あっそういえばさっき撮った安田君の写真SNSでUPしてもいい??」

安田 / 「あ!!全然大丈夫ですよー」

これが事件へより近づく言葉だなんて全く知るよしもなかった…

鹿子木さんとお別れをし、対談の余韻に浸りながら電車で帰りました。
疲れていたせいか電車で爆睡。起きてスマホを見ると…
いろんな方からメッセージが!!

「鹿子木さんと会ってるなんてすごーい」
「安田君ってそこもつながってるの??」
「僕も会いたいです。今度紹介してください!!」
「今度一緒に飲みましょう!!」

鹿子木さんがSNSに写真をUPしたことがきっかけで僕宛に来るコメントが止まらない!!!大事件だ!!!!

自分はものすごい人と会ってたんだなぁと変な汗が最後に出てきました!!

鹿子木さんのすごさを肌で感じた対談でした。自分もまだまだ頑張らないと全然追いつけないので本当にお話ができて幸せでした!!

★SLACK FOOTWEAR

革靴のテクニックと現代的な機能素材を融合し、新たなデザインを模索する、東京発のスニーカーブランド。革靴ブランドとスポーツメーカーの両ステージで経験を積んだ、デザイナーの技術とノウハウを踏襲した、制作へのこだわり。手工業と機械工業の工程や構造をブレンドし、これまでにない履き心地と着まわし力を備えたハイブリットな一足を提案する。


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