第三回βテストで判明した課題と今後のサービスの方針について

 こんにちは。味噌團十郎(だんじゅうろう)です。

 これまでStudent Love Associationは、東北大学の一年生159人にマーケティング調査を、そして東北大学内でβテストを2回実施しました。
 特に第二回βテストでは、大半の方から好評をいただき、これで事業開始へのメドがたったな・・・と思っていました。

 (当初予定していた事業計画)

 東北大学と九州大学、北海道大学は地方における位置づけが似ており、東北大学での成功をモデルケースとして、他の大学でもできればいいと考えています。

ところが、きたる第三回βテストでとんでもない課題が判明します。

それは、他大学の女子が集まらないということです。

目次
1.女子が集まらなかった原因
2.課題を解決するために必要なこと
3.今後の方針
4.最後に

1.女子が集まらなかった原因


今回、女子が集まらなかった原因を分析した結果、
以下の3つの要因が挙げられました。

 
 1.このサービスに十分な魅力がなかった。
 2.安全性が心配で応募しなかった。
 3.そもそも第三回βテストの存在を知らなかった。

1について
 このサービスを利用することでどんな男子と知り合えるのか、また魅力的な男子がいるのかどうかが分からず、その結果応募に至らなかったという分析です。
 実際に、女子にヒアリングを行ったところ、どんな男子がいるのか分からなかった、という意見がありました。

2について
 個人情報を預ける上で、自分の情報が流出したりしないか、また危ない人がいるのではないか、などの懸念があったことがヒアリングから分かっています。
 これらの問題について、このサービスは十分に克服しているのに、それが十分に伝わっていないという部分もあると思います。

3について
 2で挙げた部分とも関わってくるのですが、現在、Student Love AssociationではTwitterやInstagramで情報発信をしています。しかし、それが十分に伝わっていなかったり、また見かけても読み飛ばしてしまう、といったことがあるようです。

2.課題を解決するために必要なこと

 私たちは、これらの課題を解決するために何をする必要があるのかを考えました。その結果、3つのことが必要であるという結論に至りました。

1.男子東北大生のブランディング
 このサービスを利用してでも男子東北大生と恋愛をすることには大きな意義がある、と感じてもらえれば女子の利用人数は増えます。
 宮城県内には東北大学以外にも多くの大学があり、
それだけ多くの大学生がいます。そんな中、どうして東北大生と恋愛すると良いのかを明確にする必要があると思います。
 また、このサービスをどんな男子が利用しているのか女子は分からないということも問題です。βテストに参加してくれた方の体験談などを誰でも見れるようにすることはできますが、実際にどんな男子がいるのか顔出しをしてもらうことは簡単ではありません。
 この問題も、男子東北大生とはこんな人である、というイメージをはっきりさせられれば、ある程度は説明がつきます。

2.安全性の証明
 個人情報を預けても大丈夫なのか、情報は適切に管理されているのかどうか、危ない人はいないのか、など出会い系サービスを利用する上で不安なことは多くあります。(前回の記事で言及しています。読んでね!)
 このサービスではこういった問題を解決できるように努めています。βテスト後のアンケートからも、そう考えている人がほとんどです。
 しかし、それが十分に伝わっていないことが、応募が少なかった原因の一つになっています。
 また、他大学の学生にとって、私たち運営は全くの他人であり、なかなか実態が見えないのではないでしょうか。運営が信用できるのかどうかも、重要な要素です。私たちにはコツコツと信用を積み重ねていくことが求められています。

3.質の高い宣伝
 先程もいいましたが、私たちはTwitterやInstagramなどのSNSで主に宣伝活動をしています。しかし、そこで発信している情報が多くの人に伝わっていない、或いは見ることがあっても読み飛ばされてしまうことがあります。
 そのためには、より魅力的で興味を引くような宣伝を増やし、Student Love Associationのファンを増やすことが効果的です。また、出会い系についてのコンテンツ以外の方が、最初の内はひとづてでの拡散が狙えると思います。

3.今後の方針

 以上のことから、私たちの今後の方針として、2つのことを中心にやっていきます。

1.イベントの企画、実行
 いきなり出会い系サービスとなるとハードルが高いので、まずは合コンの実施や、更には共通の趣味を持つ男女を集める。(映画館で映画を見て、皆で食事をするなど・・・)
 また、男女でのイベントに拘らず、例えば先輩後輩を繋げて教科書を安く買えるようにする(先輩は要らない教科書がお金になって助かる)など、学生の生活を助けるようなレベルの簡単に取り組めることを実行し、実績を積むことで、信頼を勝ち取っていきたいと思っています。
 これは東北大学に限った話ではなく、他大学でも、例えばその大学の学生と協力しながら、色々なことができたらいいと考えています。
 

2.カスタマーサービスの充実
 先程、このサービスの魅力について言及しましたが、サービスの質を高めたりする以外にも、カスタマーサービスを充実させる、という方法があります。 例えば、皆の役に立つ情報を利用者限定でコラムとして配信したりすることです。
 これは一例でしかないのですが、とにかく利用者のニーズに合ったサービスを提供することは必要不可欠です。
 これから、他大学の女子にも積極的にヒアリングや調査を行い、男子だけでなく、女子も満足できるようなサービスにしていく道を模索します。

4.最後に

 出会い系サービスという、課題が大きく、簡単には事業化が難しいテーマではありますが、私たちは決して諦めません。

 イベントについてこういうものが良いのではないか、こんなサービスがあれば便利だ、といった意見があったり、調査に協力してもいいという方がいらっしゃいましたら、是非ご連絡ください。

 このサービスはビジネスとしての側面よりも、学生の生活をより豊かにするという側面の方が強いと感じています。そして、このサービスを実現するためには皆さんの協力が必要です。

 今後もStudent Love Associationをよろしくお願いいたします。

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