ママ転職 考える前に動いてみる
こんにちは。キャリアのパーソナル・トレーニングの実例を紹介していきます。
Bさん、30代、1歳のお子さんがおられます。アパレル企業勤務です。
お悩み ①商品企画に携わりたいが社内では難しい ②子どもが小さいので転職しても迷惑をかけてしまうかも…
複数のエージェントに登録したものの、面接を受けずに立ち往生している状態でした。
とにかく「仕事」が好きな彼女。今の職場は人間関係も良く、在宅ワークが活用できるという点では満足。しかし、「この人についていきたい」と思える先輩がいないという点が悩みでした。
トレーニングで、5年後、10年後、15年後、どうなっていたいか?と話し合ったときに、「起業」という言葉が出てきました。そして、そのために「今」何をすべきか?と考えたとき、「うじうじと悩み続ける」のは違う、と気づきました。
彼女の取った行動は早かったです。
自分が前から好きだと感じていたブランドの興味あるポジションに偶然求人が出ていたこともあり「経歴書を送りました」。こちらの方が驚くほどのスピードで、彼女は「内定」を勝ち取りました。
しかし、転職後すぐ時短勤務だと、正社員としての雇用は難しいことがわかり、また別の企業にもエントリーを始めました。
彼女は、独身のときと同じようにバリバリ働きたい気持ちの一方で、子育ても大切にしたいと考えていて、転職の優先順位も「社内制度」を1番に挙げていました。
受けてみて初めて立ちはだかる壁に気づいたり、自分の中の優先順位が整理されてくることもあります。初めての転職の「わからない」を、自分なりに理解するには「まず体験してみること」が一番です。
トレーニングでは、企業選びの「優先順位」と「その理由」ついて考えていきます。軸さえはっきりすれば、「悩む時間」が短縮できます。たとえば、「年収」を1番に挙げた場合、年収が下がりそうな企業にはそもそもエントリーする必要はありません。一方、希望年収がかなうなら、働き方がハードになることは受け入れようと、自分の中ですぐに考えがまとまります。
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