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#7 リモートで行うサービスラーニング

こんにちは。一年の朝倉凜花です。
私はまだ一年生でSL Ambassadorではないのですが、今回はSLCの先生方にお声掛けいただき、記事を執筆させていただくことになりました。是非読んでいただけたら嬉しいです。よろしくお願いします。

私は春学期中、一般教育科目のサービス・ラーニングを履修しました。
18時間の実習があるのですが、履修前はオンラインでサービス活動ができるのか少し不安でした。しかし、実際にやってみて想像以上に様々なことに取り組めた上、オンラインならではの利点もあったと感じています。
今回は私がリモートで行ったサービス活動を少し紹介します!

アジアキリスト教教育基金(ACEF)でのサービス活動

私はACEFで18時間のサービス活動を行いました。ACEFは1990年から当時アジアの最貧国であったバングラデシュにノンフォーマルスクール(民間の小規模学校)を建て、子供たちに教育を提供する事業を行っている団体です。活動内容としては大きく分けて「広報・ファンドレイジング」と「高校生ワークショップの企画・運営」の二つがあり、私は前者の活動をしました。「バングラデシュの子ども達が新型コロナウイルスの影響で様々な事情を抱えていても、継続的な教育を受けられるように」という目標の下、幅広い層がより気軽に支援できるマンスリーサポーターキャンペーンを行いました。キャンペーンを始めた直後の数週間は、サポーターの数が伸び悩んでいましたが、Facebook、Twitter、Instagram、LINEを用いながら応援メッセージや現地の子ども達の近況を発信することで、多くの方々に関心を持っていただくことができ、最終的に目標金額を達成しました。毎週ACEF事務局の方々と定期ミーティングを行い、どのようにすれば支援者を増やすことができるか話し合いを重ねていたので、支援してくださる方が増えるたび、とても嬉しかったです。各種SNSでの情報発信やバングラデシュでのコロナ禍の様子を書いてくれた子ども達の作文の翻訳など、私たちにできることを見つけ、活動したことで、少しでも貢献できたのではないかと思います。

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オンラインだからこそできたこと


新型コロナウイルスの感染が拡大し始めてから、多くの学校や会社がオンラインでの活動に切り替えましたが、オンラインの最大のメリットは普段繋がれない人と繋がることができる点だと思っています。
サービス活動中、現地スタッフの方々と週3回ほど話し合いをする機会があり、コロナの感染状況や子ども達の様子などを伺っていました。

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また、「ACEFの新しいビジョンを描くワークショップ」に参加した際にはACEF創立当初から活動に関わってこられた方々や会員の方々と対話をすることができました。過去にACEFのスタディツアーに参加した方々のための座談会ではケニアやトルコに現在住んでいらっしゃる方々の参加もありました。リモートで繋がる壁が低くなり、より多くの人とお話しすることができたのではないかと感じています。

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春学期が終わった今


春学期が終わり、夏休みに入りましたが、私のACEFでの活動はまだ続いています。
数日前にマンスリーサポーターキャンペーンが終了したので、これから反省会なども行い、次につなげていく予定です。今後はクラウドファンディングや他団体との共同プロジェクトも行っていきます。
授業内での関わりに止まらず、サービス活動を続けていきたいです。
私たちを受け入れてくださっているACEFの方々に本当に感謝しています。
サービス・ラーニングの授業を履修して、私自身の考え方も変わりましたし、主体的に動くことができるようになったと思います。大学の枠を越えて様々な方と繋がっていく楽しさもしりました。
バングラデシュに行ってみたい、子ども達に会ってみたい、いろいろな思いは募りますが、今年の夏休みは遠出をすることが難しそうです。しかし、今だからこそできることを見つけ、充実した夏休みにしたいです。


ここまで読んでくださった方、ありがとうございます。
皆さんも良い夏休みをお過ごしください。

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