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#6 インドネシアの村でのスローな暮らし

こんにちは。
SL Ambassadorの日笠綾音です。
私は去年の夏に、インドネシアのPetra Christian University が主催するCommunity Outreach Program (COP)に参加しました。
サービスラーニングを通して学んだこと、考えたことは本当にたくさんありますが、今回は、村での暮らしについて、”Slow Living”というテーマで記事を書きたいと思います。

村での暮らし

COPでは、各国から来た参加者が30人ほどのグループに分かれ、現地の村でホームステイをしながら活動を行います。村には、ガスや電気はあるものの、インターネットはほとんど繋がりませんでした。
夜10時ごろには寝て、朝6時ごろに起きる規則正しい生活をしていました。

街灯や高い建物が無いため、空がとてもきれいに見えたことが印象的です。

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友達と一緒に村の外れに行って星空や、朝焼けをみました。

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よく昼寝をしたり、1日の作業が終わった後に皆でバレーボールをしました。日本で、授業やバイト、サークルなど忙しく過ごしているとなかなかできない暮らしです。

村人の方々も、過度に時間に追われることなく、自分のペースでゆったりと過ごしていました。

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こんなふうに村で暮らしていると、何もしないでぼんやりと過ごす時間や、普段考えないことを考える時間が生まれてきます。

Slow Livingのすすめ

Slow Livingとは、2000年ごろから使われるようになった、人生をのんびりと楽しもうという考え方で、日本ではスローライフと呼ばれることもあります。
厳密に定義されているものではありませんが、ファストフードに反対するスローフード運動が、生活様式やまちづくりを見直す運動に繋がっていったと言われています。
Slow movementについての興味深いTed Talkもあったので是非みてみてください。

このSlow Livingが、私のサービスラーニングの経験や学びにどう結びついているかというと、村で半強制的にSlow livingを体験することで、「豊かさってなんだろう?」と考える機会が生まれました。
「豊かさ」の定義は人それぞれかもしれません。
今の自分にとっては、時間的、精神的な余裕を持って生活することが豊かさだと感じています。

インドネシアでの暮らしを経験したあと、日本でも余裕のある暮らしをしようと思うようになりました。
具体的には、スマホから離れて本を読む時間を増やしたり、散歩をしたり、何もしない時間を作ってみたり。
家にいる時間が増え、時間的な余裕が生まれた今、それを実際にできるようになったと感じています。
この機会に皆さんも自分の豊かさについて考え、生活を見直してみてはいかがでしょうか。

豊かさについては、春学期の環境研究の授業で、環境を通して考える機会がありました。
サービスラーニングを通して現地で学んだことが、大学での学びや暮らし方にまで影響を与えているのはなんだか面白いですね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
この記事が、豊かさや暮らし方について考えるきっかけ、サービスラーニングに興味を持つきっかけになれば幸いです。

SL Ambassador 日笠綾音

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