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安いほうが良い?

ここに来て、世の中はインフレだのスタフグだのと物価上昇が謳われ実際にいろいろと物価が上昇しております。

その中で飲食、アパレルなどの身の回り品に関してはどうでしょう?
実際、消費者としならなんでも安いとありがたいです。
しかし、供給する側になった時にはどうでしょうか?
私なら、安い価格は付けたくないです。
理由は安さを売りにした時には、現在の日本では協力なライバル企業があり
そこに供給量では敵わないからです。
例えば、私はリラクゼーションマッサージを生業としておりましたが、今ある全国チェーン店が出来る前は10分=1000円が基本となっており、60分なら6000円という価格が基本でありました。
しかし、今では60分が3000円とはんがくになり、一時は60分が2000円という店舗まで出てきた次第であります。
こうした中、安ければお客様を引き付ける事は可能なのですが、これでは働く側はいつまでも身体と時間を消費するだけで報われることはないです。
また、お客様も一見は安くて助かるとなるでしょうけど、そのうちに来店はしなくなるでしょう。

実際、私も安売り戦略を取りましたが、惨敗です。
結論から言えば、やる気がなくなったという結果です。

もし、今なら60分1万円、もしくは3万円ほどで提供する事を考えます。
実際、60分3000円でも素晴らしい施術者の方もいらっしゃるのです。
要はターゲットとマーケットと販売の仕方が大事なのだと実感。
例えば、安いほうが日常ではありがたいので私のほとんどの服はユニクロかGUです。
しかし、昨年久々にパタゴニアの冬物ジャケットを4万円ほどで購入したのですが、喜びはユニクロの比ではなかったのです。
ただし、理解はしています。
ユニクロの価格に対して、例えば4倍の価格だとします。しかし、4倍の喜びはなかったと思います。
実際、4倍長持ちするかはわかりません。
これは、購入者側の心理であって提供側はこの辺をつくものの提供が必要だと感じます。
高く売る事に抵抗があり、悪いと思う心理こそ悪いと思います。
儲けて、従業員さんをはじめご自身、お客様を満足させる方向で考えられないと、これからはうまくいかないでしょう。


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