玉城デニーに沖縄県知事の資格はない

先日、玉城デニー沖縄県知事が中国を訪問し、厚遇を受けたという。

しかし、これは大問題である。

米下院中国委トップ「中国共産党の野心が中国の国境を越え、台湾を越えていることは明らか」

>米連邦議会下院中国特別委員会のマイク・ギャラガー委員長(共和党)は13日、中国指導部が官製メディアで琉球国時代の沖縄県との交流を相次いで取り上げ、中国を訪れた沖縄県知事を厚遇したことに関し「中国共産党の野心が中国の国境を越え、台湾を越えていることは明らかだ」と警戒感を示した。

中国が日本の世論を分断するために沖縄県を揺さぶりの材料にしていることは、誰の目にも明らかである。

他にも

中国共産党系機関紙 SNSで「琉球」連載を開始
https://news.yahoo.co.jp/articles/a2a9793fe4a65aac2a83669481704aa382427d40

>中国共産党系機関紙の国際版「環球時報」は13日、中国国内にある琉球王国ゆかりの地をめぐる動画の連載をSNS上で始めました。

中国が「琉球の主権が日本に属すと定めた国際条約ない」と指摘 台湾問題念頭にけん制か
https://www.nikkansports.com/general/news/202307180001261.html

>中国共産党機関紙、人民日報傘下の雑誌「国家人文歴史」は18日までに、琉球の文化や沖縄の米軍基地問題に関する特集を掲載した。冒頭で沖縄の帰属を巡り「現在の琉球は日本の実効支配下にあるが、歴史上、琉球の主権が日本に属すと定めた国際条約はない」と指摘した。

この2つを見ても、今後、中国は沖縄県の独立を支援、もしくは沖縄を属国にすることを考えている可能性がある。それは、単に台湾を揺さぶるためとは限らない。いずれにしても、沖縄県知事ならば、中国に警戒しなければならない状況にある。

しかし、玉城デニー沖縄県知事は、中国に行った際に尖閣について抗議しなかったという。

【主張】玉城氏の訪中 尖閣無視で沖縄の知事か
https://www.sankei.com/article/20230709-DKWTB2LISVOXBI2A5CW65VJPBA/

>日本国際貿易促進協会(河野洋平会長)の訪中団に参加した沖縄県の玉城デニー知事が帰国した。だが、中国滞在中、玉城氏は沖縄の島である尖閣諸島(石垣市)の問題を取り上げなかった。極めて残念である。それで沖縄の知事といえるのか。

>会談後、玉城氏は尖閣に触れなかった点について「特に話は出なかったので、私からもあえて言及しなかった」などと述べたが、まるでひとごとである。

>尖閣を行政区域とする自治体のトップが直接抗議することは大きな意味を持つ。

尖閣問題は国の所管と言うにしても、尖閣が所属する沖縄県の知事が中国に行って尖閣に抗議しないことは、それ自体に意味が出てくる。県知事としての常識的な判断をするならば、誤解を招くとして中国に行くのは止めるのではないか? 玉城デニー沖縄県知事の行為は、日本国民に対する背信的行為ではないか?

今後、中国が馬鹿な沖縄の独立派を焚き付けて独立宣言などをさせるかもしれないが、独立しても結局は安全保障の問題になり、中琉安全保障条約でも締結させられ、より重い負担をすることになるのだろう。また、香港のように言論の自由も制限されるであろう。

しかし、中国で知事が尖閣の抗議をしなかったことを沖縄の有力左翼新聞は特に問題視していないようであるし、これは沖縄県民が自ら権利の制約を希望した結果とも言える。

玉城デニー沖縄県知事を国会に呼んで証人喚問し、中国での行動を問い詰め、国民にこの問題の深刻さを知らしめるべきである。

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