見出し画像

それは、誰が言ったの?

「SNS」というものが流行ってから、はや数十年。
個人の発信の機会というのはどんどん増えてきていて。
文字だけではなくYouTubeなどの動画コンテンツでも多くの人が発信してきている。


個人が好きなことを伝えられる社会というのは、いいことだ。
だけど、この現状というのは、受け取る側が気をつけなきゃいけない社会であるということも忘れてはならない。



今年の1月1日。悲惨な災害が起こった。
被災地を心配する声。
何か自分にできることを行おうと、いろいろな情報を入手したり、行動しようとする人。


しかし、その中で。
あえて混乱を招く情報を発信しようとする人や、「本当に人のためになることはなにか」を考えずに行動する人もいた。


もちろん、何よりも悪いのは「自己の利益を優先し、他人を踏み台にする人」だ。
その前提を忘れずに読んで欲しいんだけど…

こういった社会の中で、私達は一つ一つの情報を吟味し、咀嚼し、考えて生きていかなければならない。
そうじゃないと、間違った情報を拡散したり、他人を傷つけているような行動を応援する…みたいなことをやってしまう。

その結果、意図しないところで自分が他人を傷つけてしまうなんてことも起こりうる。
さらに他人だけではなく、自分も傷つけてしまうことだってある。



とにかく。


日頃から、他人が発信している情報については、鵜呑みにせず吟味をする習慣をつけるべきだと思う。


私は所謂スピリチュアル界隈に生きている人間だけど、根拠もなく、実証もない話をあたかも「真実」のように語る人をたくさん見てきた。

繰り返すけど、本当に一番悪いのは、あたかも自分の意見や思い込みを「心理」や「良いこと」のように伝える人間だ。
まぁ、意図せずそういうことをしてしまうこともあるのだろうから、そういった人間を完全に「悪」だと決めつけることはできないけど。

でも、何でもかんでも鵜呑みにすれば、簡単に搾取されるし。
自分の人生を台無しにされてしまうことがある。

特にスピリチュアル界隈の話をするのなら、なんでも感情論・根性論で解決しようとする姿勢に遭遇することがある。
そんなときには、本当にそれが正しいのか一度考えてから自分に取り入れるかどうかを判断して欲しいと日々私は思っている。
(もちろん、私が伝えている内容も鵜呑みにするのではなく。)



「思考は現実化する」で有名な、ナポレオン・ヒル氏の書籍に「悪魔を出し抜け!」というものがある。

なんかすっごいプレミア価格ついてるけど(2024年1月22日時点)、Kindleの定額サービスなら無料で読むことができる。


この書籍の中で同じように、ナポレオン・ヒル氏は警告している。
自分で考えないで、流される人になることを。
そして、そうすることよって、自分の望まない人生を歩んでいくことを。



自分の行動や人生は、誰かが責任を取ってくれるわけではないから。
受け取ったものをきちんと咀嚼し、自分のものにして生きていくようにしていこう。

いいなと思ったら応援しよう!