自分を信じる
毎日の中で。
なんとなく、こうするのがいい。
なんとなく、これがいい。
そういう感覚が生まれるときってある。
でも、それって理由もなくて。
自分の感覚として…「なんとなく」としか言いようがないのだけど。
はっきりとした…「ああ、これだな」っていうものがくることがある。
それがちょっと常識から外れたものだと。
少し間が空いたり、ちょっとした機会でその「これだな」を怪しんでしまう。
理性が語りかける。
「それはどう考えてもおかしいじゃない?普通に考えたら現実的じゃないし」
でも、語りかける理性以上に、自分を動かす感覚が勝つことがある。
このままでいいんだよって。
そこまで強い想いには…従ってみようかなと思う。
大体、こういう経験は。
あとで、その「不思議な感覚」のほうが正しかった、と感じるケースのほうが多いように思う。
普通ではなかったけど、あれで良かったんだなって。
後になって…後悔というか、省みることがある。
不思議だなって思う。
私は、そういったものがたくさんあった。
「これだな」に自信がなくて、結局理性に従って行動をしていたのだけど。
あとあと、自分の読んでいる本に「これだな」と同じ内容が出てきたりして。
「もう、これなら自分の不思議な感覚に従ったら良かった!」
と、ちょっと残念に思うときもあったのだけど…
でも、そういった経験を繰り返すことによって、不思議な感覚が研ぎ澄まされ、信頼できるようになってくような気がする。
自分に訪れる…いわゆる直感に。
どれだけ素直に従って生きていけるのかなと、なんとなく最近、ぼんやりと思う。
穏やかに、静かに。
自分の感覚を頼りながら、優しく毎日を生きていきたいなぁ。
いろんな騒音のような嘲笑や、焦らせる言葉たち。
そういった、何かを強制するような…痛みのような意思から遠ざかり。
自分を大切に、周りを大切に一刻一刻の瞬間を歩んでいきたいと思う。
君もそんな風に、ありたくないかい?
自分の中で響き続ける言葉や、想いに従って生きるみたいに。
自分から自分に発せられるメッセージに従って生きることが大切にされ、
そういった毎日を目指す人が増えたら…
きっと毎日の中にある、些細な素晴らしいものがもっと大切にされるだろうに。
なんとなく。
自分を信じて生きることが、大切にされたらなって思った。