＊正直者は馬鹿をみる？＊

昔の私は自分よりも他人を優先にしてた。

何か頼まれると自分の事を後回しにしてでも手伝う。

嫌なことでも頼まれたら引き受ける。

自分には全然返ってこない。

それでも相手の喜ぶ顔を見ると嬉しくて、

周りから『もっと自分の為に動いた方がいい。いいように使われてるだけの事もあると思うで。』って言われても“それでもいい“って思ってた。

人の仕事は手伝っても、
自分の仕事を手伝ってとは頼みづらい。

本当は“いつも手伝ってあげてるし、
自分の仕事にも協力してほしい。“

そう思っても自分から「手伝って」と言うのは気が引ける。
というより、“あんなに手伝ってあげたんだから、たまには進んで協力してくれてもいいのに…“

そんな気持ちになる自分に気付いて、

自己嫌悪に陥ることもあった。

自分を犠牲にして疲弊する。

相談に乗ってあげたり、アドバイスをしたり…

相手の為を思って何かをしてあげる。

長い目で見れば、自分が与えた以上のものが返ってくる…

そう信じて頑張っていた部分もある。

私は生命保険業界で働いているのですが、

お客様が色々と情報だけを聞き出し、沢山の時間を使って真摯に答えた上で結局は別の所で加入した、という事は度々ありました。

“私は信頼されてないのか？“と今までの行動を振り返って人間不振になる。

相手の疑問や悩みを解消してあげたい

と思い、忙しい中時間を作って、
自分の持てる知識をフル活用して
相談に乗ったのに、なんで自分じゃなく、

何か情報を与えた訳でもない担当者から加入するんだろう。

“正直者は馬鹿をみる“

こういう組織・世間に嫌気が差した事も

沢山あった。

そんな私が心理学やｺｰﾁﾝｸﾞを学ぶ中で、

気持ちや行動が少しずつ変化してきました。

長くなるので、この続きはまた書きたいと思います。

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