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オンライン保育

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オンライン保育#6

 環境に関係なく仕事に従事できた理由 4月から週1回で始めたズーム保育の最終日は6月2日でした。今は夏休 みです。約10回ほどの試みでしたが、個人的にはとても勉強になりました。 *ズーム保育の一場面。ダンスタイムと『野菜を育てよう』  ズーム保育終了後、夏休み前最後のズームでのスタッフ・ミーティングで、  教室運営が難しい環境のなか、幼児教育に携わる者として、自分たちが仕事に対する気持ちを持続できたのは、何に由来するのか?  という話題で意見交換しました。 1.突

オンライン保育を始めて以来、感じていることがありまして、それは、子どもひとりひとりの問わず語りのつぶやきや動作にリアルタイムで反応し、本人の自己肯定感や好奇心をくすぐることができないことです。しかも、それこそが、自分がこの職業をつづけていられる理由であったりするから厄介です。

オンライン保育#5

*写真はみんなのフォトギャラリーから拝借しました 今日のズーム教室スケジュール(参加者:生徒数19人中5人) ログイン:スナップショット・ゲーム (まちまちにログインしてくる子どもたちの意識をひとつにするため、一人の先生がログインしてくる子どもたちに対応しているあいだ、別の先生がゲームを進める)  先生が掲げた紙に、いくつ円があるか瞬時に答えるゲームです。予め、一個の円から10個の円までを、それぞれの紙に描き、その一枚をスナップショットのように見せて答えるゲームです。こ

オンライン保育#4

*写真はみんなのフォトギャラリーから拝借しました  ズーム教室に加えて、classdojo.com というサイトを利用して子どもたち、家族との連携をしてみようということになりました。今日、各家庭に招待状のメイルを送ったばかり。さて、反応はいかに…。  日本語版もあります。https://www.classdojo.com/ja-jp/  classdojo.comというのは、極端にいえば、FACEBOOKの教育版みたいなかんじでしょうか。 1.まず、教師が自分のアカウ

オンラインズーム保育#3

*写真はみんなのフォトギャラリーから拝借しました。  ズームのプラットフォームを使っての教室運営も、軌道に乗りはじめました。ズームに子どもたちがログインすると、まずひとりひとりに向かって、 「元気にしてる?」 と尋ねます。昨日のズームでも、まちまちにログインしてくる子どもたちと、そんなふうに言葉を交わしていると、子どものひとりが、挨拶もそこそこに唐突につぶやきました。 「元気にしてる?」 「うんうん。太陽はどうして沈むんかなあ?」 「?!」  ズーム教室では、子ども

オンライン保育のチャレンジ(4-5歳児)

*写真はみんなのフォトギャラリーから拝借しました。  週一回のオンライン保育をズームのサイトで始めた。初回は休園になってから3週間ぶりの再会だったので、「友達や先生とつながっているよ」という気持ちをわかちあうことを中心に、再会を喜びあった。そのあと、家にある自分の好きな物をひとつ選んで、画面上で友達にむかって、選んだものについて話をしよう、という時間を設けた。おもちゃが多かった。家で飼っている猫や犬を紹介してくれた子どもたちもいた。  スクリーンの前で硬直して言葉が出てこな

ズーム・ルーム

勤めている保育園が休園になり、4週間経った。 ようやくいろんなことが整って、来週からズームのプラットホームで教室再開の目処がたった。初めてのことなので緊張しているけれど、子どもたちの顔を見れる楽しみのほうが大きい。4-5歳児の平均的な集中力を考えると、30分くらいの教室再開になるだろうと思っている。ビジュアルに訴える小道具づくり、30分内でできるルーティーン、アイディアはいろいろ湧いてくる。いろいろ考えすぎて、先走ってしまう自分にリラックスしなさい、と言い聞かせている。考え