オンライン保育#5

*写真はみんなのフォトギャラリーから拝借しました

今日のズーム教室スケジュール(参加者:生徒数19人中5人)

ログイン:スナップショット・ゲーム (まちまちにログインしてくる子どもたちの意識をひとつにするため、一人の先生がログインしてくる子どもたちに対応しているあいだ、別の先生がゲームを進める)

 先生が掲げた紙に、いくつ円があるか瞬時に答えるゲームです。予め、一個の円から10個の円までを、それぞれの紙に描き、その一枚をスナップショットのように見せて答えるゲームです。これは、生きるための潜在能力ともいわれ、乳幼児にも備わっているらしい「subitizing」(Wikipedia引いてみたけど、日本語訳がなくてすみません)という能力をさらに引きだすためのゲーム。私も、最近研修で学んだことです。眼ですぐに把握できる数ゲーム、と言えばいいんだろうか。これは後々、足し算引き算などを学び始めたときに基礎となるスキルらしい。先生主導型のような気がして、個人的には躊躇したんですが、やってみると大人気のあそびでした。ゲーム感覚で遊びながら学べるところが魅力のようです。間違った答えを出そうが出すまいが、あんまり関係ないんだと思います。みんなと一緒に口々に言いあってるのが意味があるように思います。「正解!」という言葉は使わずに、いろいろな意見が飛びかったあと、みんなで一緒にひとつずつ円を数えます。それから、子どもに余裕があるようなら、「じゃあ、指で6ができるかな?」などど言ってチャレンジしてみると、これが面白いです。それぞれの手で3本ずつ見せる子、片手で一本、もう一方で五本の指を見せる子。いろんなやり方があるねえ! と言ったりすると、更にいろいろ工夫するようになったりして、考えてるなあ、と感心してしまう。しかも、大人が思うより子どもたちの正解率、かなり高いんです(前述したように、ゲーム中は、正解不正解は一切言葉にしないようにしてるけど、心の中では、おおー!などと感歎している)。教師が楽しくないからって、子どもも楽しまないという考えは、怠慢に近いと痛感したあそびです。

ダンス

ズーム教室を始めてから一番の人気がダンス。子どもたちは、外で思いっきり遊ぶのが、ある意味仕事のようなものだと思うので、それが叶わない今、楽しみにしているようです(踊っている友達をうれしそうに眺めている子もいる)。

読み聞かせ

今回は『Eating Alphabet』という本を選びました。個人的には、物語絵本が好きなのですが、次のサイエンスとのつながりを考えて、野菜や果物の名前が登場するこの本にしました。ユーチューブの読み聞かせチャンネルから選んだものですが、バックグラウンドにサティーのピアノが流れていて、後の反省会のとき、子どもたちがじーっと静かに聴いていたね、と同僚の先生が言っていました。ダンスのあとに、ピースフルな読み聞かせの時間を持ってきたのも功を奏したかも…と、ちと嬉しい。そのうち、自分たちで読み聞かせができるように工夫したい。

サイエンス

この時季は、植物たちが育つ時季なので、家にある野菜のヘタを使って、再生野菜に挑戦しよう!という試み。子ども、その家族、教師が日々の観察をとおしてコミュニケーションが図りやすいかも、と思ったのが理由。今日は、イントロということで、各々が家の台所で見つけた野菜を持ってきて紹介しました。その後、数日前からすでに実験を始めた先生が、器の中の水につかったラディッシュとニンジン、そして絵日記を紹介しました。(継続が苦手な自分も頑張らねば)

家族に手伝ってもらって実験を始めたら、写真をとってClassDojo.comに投稿しよう!と、子どもとその家族のモーチベーションをあげることも忘れずにつけ加えてみた。反応はいかに。視覚に訴えるため、動画も一緒に見ました。

動画を皆で鑑賞中、子どものひとりが保護者にむかって

「ぼくもやりたい! いっしょにやってくれる?」

と呟いているのが聞こえました。

グッバイソングをみんなで歌って、今日はお開き。

今日のズーム教室で感じたことを次の記事に記します。

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