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通過点にすぎなかった

6月4日に出産を経験しました。
出産はとにかく痛いし、苦しかったw
そしてながーく感じた。

でも我が子が泣きながら出てきたときに、
涙が溢れた。
あぁ やっと出てきた。こんにちは。

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彼女は
恥ずかしがり屋なのか、頭をうずめたままで、
いくら力んでも、
出てきてはひっこむw

最後は、助産師さんが私のお腹に全体重を乗せて押し、
他の助産師さんは彼女を引っ張り出すといった荒技で産まれてきたw

彼女の頭の形はヌゥーんって感じの形で、
みんなに「苦労して通った頭してるねー」って声をかけられていた。
彼女の頭の後ろには水泡ができ、
痛さで、正面向きで寝れないようだった。

そう。彼女はめちゃ頑張った。
ほんとうに
ありがとう。ありがとう。

出産はゴールではなく、ただの通過点だった!!

出産をし、1日体を労る時間をもらい、
看護師さんから言われたのは、
「明日から赤ちゃんと同室になりますよ〜」

え!?もう!?

内心ドキドキ。緊張。大丈夫か!?

翌朝、授乳のやり方。おむつの交換など説明を受け、
はい、じゃあお願いしますって。

こ、こころの準備が。。。。


それから
3時間おきの授乳。
最初は とんでもなくうまくいかず。
汗だく。
病室へ戻るが、我が子が泣き始めないか不安。
あと、他の子が泣いたりもするので、
入院中、ほとんど寝れずw
「入院中は体休めてね」はなんだか、
嘘だと思ったw
ねぎらいの言葉をいただいた皆様すみませんw

そしてコロナの影響で、面会禁止!!
ずっと一緒にいたようで、はじめましてな彼女と
ただひたすら2人きり。
会いたい人にも会えない。
寂しさと不安で爆発しそうだった。

ある日、病院にテラスがあることに気づいた。
ずっと外に出たかったから、出てみたら。。。

風が気持ちいい。

ただそれだけで涙が溢れ、
すべての感情も溢れだす。

すぐに主人に電話で
不安な気持ち。
寂しい気持ち。
泣きながら全部話した。

その日の夜、
父親から差し入れでもらった鯛焼きを
晩ご飯のデザートととして食べたけど、
ずっと涙が止まらなかった。
美味しいけど、
「早くみんなに会いたい。」

ようやく退院。

主人は彼女と初めての対面。
主人は泣いてた。
そして私も泣いちゃう。

里帰り中の実家に帰り。
やっとみんなに会えた。

母親は「おかえり」という言葉とともに、
目がキラキラとしていた。
「ただいま。はじめまして こはる です。」

これから新しい家族のはじまり。


きっと、コロナの影響で、同じ気持ちでいる
妊婦さんいっぱいいると思います。
会ったらいっぱい話を聞いてあげてください。
なんならハグしてください。
いっぱい甘えさせてあげてください。
少しずつ何かほぐれていくと思います。

もちろんそれが妊婦さんじゃなくても。

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