【レビュー9】塩狩峠

三浦 綾子 新潮社


もう30年以上前に読んだ作品。


当初は読書に目覚めたばかりの頃で、当時の国語の教師に進められて詠んだのがきっかけでした。


あれから人生の紆余曲折を経験し、少しは違う物の見方ができるかと興味をソソられ再読。

物語の大まかなストーリーは記憶と相違なく、若かれしあの頃を想いながら読みました。

やはり名作と言われるには所以があるのだと改めて感じさせられる作品でした。

しかし、作品が後半に行くにしたがってキリスト教の思想が強く反映し、聖書を引用するセリフや表現が多く若干読みづらいと感じました。

子供にも読ませたい一冊です。

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