見出し画像

私がSHEに入った理由。多くの葛藤を乗り越えた先に見えてきた「私らしい生き方」

このnoteの存在を知り、使いこなせているのも実はSHEのおかげ。
SHEに入って、私の目の前に広がる世界は明らかに変化した。
そんなSHEになぜ私が入会したのかについて、今回は触れていこうと思う。


「女性の生き方」についてモヤモヤ考えていた日々

私は社会人9年目。
9年も社会に出ていると、段々と世の中の仕組みがわかってくる。
そんな中でいつしか考えるようになっていたのは「女性のキャリアと生き方」についてだった。
当たり前のことだが、世の中には、

①バリバリキャリアを築いている女性
②家庭と両立させながら働いている女性
③仕事を辞め専業主婦になっている女性

の3パターンが存在する。

これまで多くの人と仕事をしてきて、最も多かったのは②。
時短勤務で、子どもが具合悪いときや突然何かあったときには早退したり休まなければならない。
「常に周りに気を使い、自分に余裕なんてないんだろうな…」
よほど職場環境と人間関係が良い場合は別なのかもしれないが、私は彼女らを見ながらこう思うことが多かった。そして今でも思う。

専業主婦願望を抱いていた20代前半

実は私は25歳くらいまで、結婚したら専業主婦になりたいと思っていた。高校生の頃から何となく、「普通に大学に行ってとりあえず就職して、3年くらい勤めたら結婚して辞めるんだろうな。」と思っていたし、海外願望が本格化した頃はといえば「海外転勤のある旦那を捕まえて、駐在妻として向こうで優雅に生活して…」という、まるでお花畑みたいな夢を描いていた。

専業主婦願望を持つ人には、自分が育ってきた環境も大いに関係していると思っている。

私の母は、弟が生まれたと同時に仕事をやめ、専業主婦となった。(ちなみに結婚する前まではバリバリのキャリアウーマンだったらしい。)
そのため私は、学校から帰ってきたら母がいつも家にいるのが当たり前の環境で育ってきた。
帰宅したら母がいない環境なんて考えられず、大学生になるまで家の鍵すら持ったことがなかった。(持たせてもらえなかった。)

母がいつも家にいたから父も安心して仕事に打ち込めたんだろうし、家族を守ることができたのだと思う。当然、母自身の収入はなくなったわけだが、キャリアと家庭を天秤にかけたときに、母は家庭を選んだ。今になってふと母に聞いてみると「私はこれでよかった。」と幸せそうな答えが返ってくる。

他人に依存することへの「リスク」を徐々に感じ始めた20代後半

25歳を過ぎた頃といえば、「結婚」「婚活」というワードに最も敏感な年齢。
飲み会の話題はいつもこれで、結婚したら専業主婦vs結婚しても仕事を続けてキャリアを築くという二つの柱の対立のもと、非常に多くの意見を交わしたものだ。
ちなみに海外生活願望が本格化したのもなぜかこの頃。

「ステータスや性別関係なく、今の時代、自分一人で生きていくための力が一番必要だよ。」

とある友人の発言に、私ははっとした。

専業主婦になったら「正社員」という肩書きは少なくともなくなるわけで、頼りになるのは本当に将来の旦那さんだけ。そんな旦那さんに何かあったら私は生きていけなくなる。専門スキルももっていないし、一度専業主婦になったら正社員枠での就職はおそらく難しいし…。今までなんて甘いことを考えていたんだ…!

何より私の場合は、海外に住みたいという人生最大の夢がある。その夢を相手に託すことへのリスクも同時に感じ始めた。

「結局、最後まで信頼できて頼れるのは自分自身でしかない。」

パートナーとはいえ他人は他人であり、相手に100%依存するのはリスク。ドライと思われるかもしれないが、以来、私はそう捉えるようになったし、旦那にも常にそう伝えている。笑

昔よりも物事一つに対する価値観が多種多様な時代。だからこそ不安定さも存在する混沌とした時代の真っ只中を私たちは生きている。
極端な例をあげると、正社員で仮に会社をクビになったとしても生きていけるスキルや知識が、この時代に一番求められているのではないかと思う。

「自分」と向き合い続けた2年間

さて、こう考えるようになったものの、実際どうしたらいいのかわからない。
今は正社員という肩書きだけはあるけれど、これからどうしていこう。
海外生活の夢は何が何でも譲れないし諦められないし、色々どうしよう…。

2020年、世の中はコロナに見舞われ自分と向き合う時間が多くなり、よりこれらのことを悶々と考えるようになった。
海外生活も何も、世の中がこんな状況じゃ、私の人生は今後どうなってしまうんだ…。

それを紛らわすかのように、無駄に海外就職オンラインセミナーを聴いたり、手帳に考えを書きだしたり、夢をかなえるための自己分析本などの本を読んでみたりしたけれど、結局答えは出なかった。

突然訪れたSHEとの出会いストーリー

来たる2021年11月。
相変わらず悶々とし続けている私の姿を見た父に「このセミナー聞いてみてごらん。」と勧められたのが、SHEの代表である福田さんの講演だった。
当時はSHEのことなんて知らなかったが、「私の創業ストーリー~一人一人が自分にしかない価値を発揮し、熱狂して生きる世の中をつくる~」というタイトルに惹かれ、申込フォームに名前を記入した。

聴いてみると「WebデザインやSNSマーケティングなどのスキル習得を通じて、女性のキャリアや生き方を支援するスクール」だということを知った。
講演を聴き終わった直後、これまで得体の知れないモヤモヤしかなかった私の視界が一気に明るくなった。(この瞬間はきっと一生忘れないだろう。)
2週間後には無料体験セミナーを予約し、気づいたらその場で入会していた。

軸が確立

専門スキル=Web系というのは、悶々としていた時代から選択肢には一応あった。
ただ私は理系ではないし、プログラミング系はまず向いていない。
かつデザインの勉強すらしたことがなかったので、(いかんせん絵を描くとか、芸術系も超苦手。)結局ダメだと思っていた。

しかしSHEは違った。
ここなら自分にしかない才能や可能性を引き出すことができるかもしれない。あとは自分を信じてやるしかない!

そう思えたことで、あんなに苦しんでいた将来像も、一本の線で繋がった。

英語とWebを武器にすれば夢へも近づける。そして会社という組織や正社員という肩書きに縛られなくても生きていける。
今まで私を取り巻いていたモヤモヤが、SHEに出会えたことで嘘のように消失した。

何事も物事正解はないが「一番自分が納得のいく生き方を見つけること」が自分にとっての正解であり、それがいかに難しいかを、社会人9年目にして実感した。
これまで多くの人と出会い、多くの人を見てきて、多くの人の価値観に触れたことでやっと確立できた軸だと思っている。

世の女性は一度は味わうであろう「キャリア×結婚」。
仕事と家庭の両立に悩んでいる女性にとって、SHEは何かヒントを与えてくれるかもしれない。

「いずれは私が、私と同じように葛藤している人や悩んでいる人の後押しや手助けをしたいな」

「仕事×家庭という重荷を抱えて、組織に縛られながら窮屈に生きなくても、家庭と両立させながら、もう少し余裕のある生き方をする女性が増えてほしいな」

なんて、最近考え始めた。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?