長所と短所の基本（自己分析/面接対策）

定番の質問こそ、手を抜かない

航空会社に限らず、
どの業界でも聞かれやすいド定番の質問。

シンプルで簡単なようですが、
ただ答えているだけの方も多い質問です。

長所のポイント

面接では、結論を冒頭で伝えます。
長所を聞かれた際、冒頭はありがちな答え方で大丈夫です。

シンプルに、
私の長所は◯◯です。

ポイントは、この後です。

この「私の長所は◯◯です。」の、
◯◯は、人と重なってしまうのは仕方ありません。
（※◯◯の部分は、適切な言葉を選ぶのが難しいという方もいるので、記事の最後に長所・短所によく使われる表現の一覧表を参考にしてくださいね）

私たちは、大学等で面接講座を何度も行っていますが、
皆さんほとんど同じことを言います。
（この冒頭の答えは、それで大丈夫です）

例えば、
「私の長所は挑戦できることです」
「私の長所は、誰とでも仲良くなれることです」
「私の長所は、明るいところです」

この例を100個くらい並べたら、
ほとんどの方の答えを網羅できると思います（笑）

冒頭の答えは人と同じになる、それで構いません。
ポイントは次です。

一つの長所について、
以下の項目を整理してください。

１、それが長所だと思う理由
２、その長所が活かされたエピソード
３、人からも長所だと言われたエピソード
４、その（応募している）仕事にどう活きるか、具体的なエピソード
５、長所だけど、それが短所にもなるケース
６、それが活きると思う仕事（職種）

ここまで整理しておけば、
深掘りをされても、それなりに答えられると思います。

ESや面接で伝える長所・短所は、
複数用意しておく必要があります。

受験している仕事、職種によって、
活きる長所が違ってくるからです。

チャレンジ精神のある人材を求めている会社なのか、
コツコツ努力するタイプを求めている会社なのか。

長所は、
環境によっては長所ではなくなるからです。

次は短所についてです。
実は、採用担当者の興味は長所よりも短所にあります。

短所のポイント