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教育学部生が医師になった話 その3 -医学部学士編入-
ここでは、実際に教育学部から医学部学士編入試験を経て医師となった私の偏見にまみれた医学部学士編入試験についての話をしていこうと思います。
■ 医学部学士編入試験というものをご存知でしょうか?
4年生の大学を卒業した際に得られる学位、学士を持っている人が利用できる編入試験です。
つまり、大学を卒業した人が医師になりたい、と思った場合、
(1) 一般入試 (センター試験+二次試験)を受ける
(2) 医学部学士編入試験を受ける
の二択があるのです。(他にも何かルートがあったらごめんなさい)
以下に、私の思う一般入試と医学部学士編入試験をまとめていきます。
(1) 一般入試
入学は当たり前ながら1年次からで、試験も当たり前ながら高校範囲。筆記試験が最重要です。
(2) 医学部学士編入試験
上記と比較して、入学が早く、入試科目も少ない場合が多いです。筆記試験の難易度にばらつきはあり、各校毎の対策が重要。全体として筆記試験よりも小論文・面接試験が重視される印象。受験者が少ないことや、前述のとおり小論文や面接に重きが置かれることがあり、公平性に関しては???。場合によってはかなり多くの人数が補欠合格となることもあります。
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■ 一般入試?学士編入試験?
国立大学の一般入試は、前期後期はあるものの一年に一度であり、秋頃にセンター試験の出願からはじまるため、まずは学士編入試験を受け、駄目なら一般試験に切り替えようと思いました。
私は旧帝国大学出身ではなく学歴は武器にならないものの、大学時代と大学院時代にそれぞれ研究で論文を書いており、それも面接重視の医学部学士編入試験では武器になると考えました。
■ 学士編入試験受験にあたって
残念ながら巷に出回る学士編入試験に関する情報は少なく、確かに塾に通わず合格する人がいるにはいるものの、多くは河合塾KALSなどの学士編入試験講座を開設している塾に通います。私も先に学士編入で医学生となった高校の同級生に相談しながら、河合塾KALSに入塾しました。
以下、私の河合塾入塾後の成績等を記載します。
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