間に合うぞ・・・！！という気持ち。

超絶寝坊ぶちかました朝。
眠気の残るカラダを問答無用に無理やりトップギアに入れ、駅まで出発ギリギリで超ダッシュしてる時。
ココでキメ込めば、間に合う…！
という瞬間、あると思うんです。
ありったけの体力を振り絞って、そこからはもう限界の先しか見えない世界。吹き出したダラッダラの汗がいくつかの筋をつくり顔から流れている。最後は力を振り絞りきって、カラッカラになった、自分のポテンシャルだけに全て賭ける…果たして間に合うのかどうか！
…という瞬間。
なんてスリリングでドラマティックで手に汗を握る展開なんだ！とお思いでしょうが、
この季節特有の麗らかな気候の春眠に寝坊という、最高の至福にギリギリまで快楽に委ねきっただけの、ただの煩悩爆裂寝坊助野郎である。

何が大事かと言うと、限界の先だけを見ている時、人は確信がある時。と言うことだ。
狂いのない間に合うはずのこの計画、失敗するわけにはいかない！という時、異常なまでの力を発揮する。
そして乗車口が見え、時間通りに間に合うと確信したやいなや、余裕のあるゆっくりとした足取りに変わり、何事も無かったように乗車するのだ。間違っても駆け込み乗車で間に合わせる計算ではない。そんな帳尻の合わせ方をするのは全くの素人のやり方であり、多くの人に迷惑をかけるだけである。 戦場のような朝の通勤ラッシュでは禁忌と言えるだろう。

これを、自宅エクササイズの時に置き換えてほしい。
限界の先だけを見、最後まで力を振り絞り切り、カラッカラになって残った自分のポテンシャルだけに頼りきり…果たして未来の痩せた自分はそこにいるのかどうか！
…という瞬間、みたいにね。
これぐらいの力を発揮できれば、毎回のエクササイズも質のあるものにできる。

いやそれ出来てたらとっくに今痩せてるしなんも悩まんわーーーーーーーーーーーい！

・・・っちゅー話でした。
お後がよろしいようで。