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コーチングは静かな環境で

コーチングを受ける場所について、大事な点がある。
それは、「自分に向き合える静かな場所」で受けることだ。

何を当たり前な!と思うかもしれないが、せっかくお金を出して、時間を作って受けるのだから、絶対大切にしたいことだ。

先日、実施したセッションが車の移動中だった。都内から千葉の山の方へ向かう車の中だった。どうしても約束の時間に間に合わないからと、ハンズフリーで運転中のセッションとなった。

そのセッションを通して、おすすめしない理由とお勧めしたい環境をお伝えする。

クライアントにとっておすすめしない理由

・運転とコーチング、一度に2つのことをやるのは難しい
・右折したり信号停止したり、運転に集中してコーチングにはまれない
・トンネルや高いところを通ると、電波が途切れて話が途切れる
・話に集中できず、深いところに気持ちを持っていけない
(自分の気持ちに深くつながれない)
・次の約束の時間が気になる
・一瞬でも心ここにあらずになることがある

コーチにとっておすすめしない理由

・事故を起こさないか気になって深い傾聴が難しい
・クライアントの安全が気になる
・ちょっと手を動かしてみて等、体をつかったコーチングができない
・トンネルや高いところを通る度に、電波が途切れると良いところで現実に引き戻されてしまう(ぐっと深いところにいけない)
・音声がブツブツ途切れると、コーチのテンションが下がりがちになる

これは受けてしまったコーチのわたしの責任で、リスケすべきだったと、ものすごく反省した。ちゃんと説明して、また別日程にしましょうと言うべきだった。せっかくクライアントさんも貴重な時間とお金を使うのに、その対価をお返しすることがかなり難しい。

グーっと自分の内側を見つめる時間をとることで、新しい自分に出会ったり、気づかなかった自分の一面に気づくことができる。それには、自分に向き合う環境が大切だ。

運転中や電車等での移動中以外にも控えたい場面がある。

コーチングを受ける際に控えたい環境

・周りが騒々しいカフェの席
・TVやネット動画がついたまま
・元気いっぱいの子どもの相手をしながら
・大きい音楽が流れる部屋
・自分以外の人に話の内容が聞かれてしまいそうな場所

どれも自分自身に集中しにくい環境は、控えた方が有意義な時間となるだろう。

おすすめな環境もある。

コーチングを受ける際におすすめな環境

・自分一人の静かな部屋
・誰も周りにいない公園のベンチ
 (真夏の今は熱中症注意のためおすすめしない)
・ちょっと素敵なホテルのラウンジ
 (一人一人の距離がしっかりある場所)
・静かな部屋がない場合は、自宅のトイレやお風呂
 (事前にコーチに宣言しておこう!)

場所づくり・環境づくりは少し厄介かもしれないが、これは本当に大切なことだ。このことを経験させていただいたクライアントさんに感謝感謝だ。セッション終了後、ふたりで移動中はこれからやめようね、と苦笑いした。お互い、非常に難しかった・・・。
安全の心配と音が途切れがちだということが最大の敵だった。

コーチングを受ける際は、自分に集中できる静かな環境で是非受けてほしい。貴重なお金と時間をかけているので是非とも。


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