サンタの都合で、クリスマスを前倒しできないか、6歳の娘に交渉してみた話
今日は12月23日。クリスマスイブの前日
クリスマスというイベントは、色んな顔を持っている
記憶にないほど幼い頃は、サンタクロースさんがシャンシャン寝ている間に枕元にプレゼントを置いてくれる夢の日であり、中学生くらいまでは欲しいものを親にねだっても買ってもらえる年末のお楽しみだった。
高校大学ぐらいから彼氏がいるか否かで周囲をざわつかせるものとなり、20代はひとりぼっちは避けたい!彼氏と過ごしたい!スイートでビターなイベントとなった。
22歳で付き合った彼氏と29歳で結婚して、子どもが生まれるまでの5年ほどは、2人で東京各地のイルミネーションを見に行って、クリスマスディナーを!という絵に描いたような恋人たちのクリスマスを求めて計画していた。
そして今。3歳と6歳の親となったクリスマスといえば、恵比寿や六本木のクリスマスイルミネーションを見に行くなんてなくなり、近所の馴染みの美味しいごはん屋さんで、クリスマス限定メニューのテイクアウト予約をしたり、児童館のツリーの装飾をするイベントに参加するようになった。
そして何より大切なことは、シャンシャンやってくるサンタクロースとして娘が寝ている間に枕元にプレゼントを置くあのミッション遂行だ。
サンタクロースミッションとしてヨドバシカメラで買ったもの
3歳と6歳の娘は、7月頃からずっと、サンタクロースに何をお願いしようか…と話していた。何度も変わるので、ちゃんと決めてコレ!とお願いしないと、サンタクロースも世界中のおともだちのプレゼントを用意してるんだから、途中で変わったら困るから、決めなさい!
で?どれにするの?と確認して、ようやく11月末に“fix”した。もう変更不可だよ!と念押しして、確定した。
さて、その例のサンタさんにお願いする!と決まったものを先日ヨドバシカメラで夫が買ってきた。ちゃんと電池も買ってきたので素晴らしい。
ぷにるんず ぷにぷらす
ぷにるんず ぷにふらすという、よくわからない初めて見るおもちゃなのだが、YouTubeで長女が見つけてきたので、これになった
ひろがるスカイ!プリキュア変身スカイミラージュ
3歳の次女は、明らかに長女の影響を受けてもうこんなものを欲しがるようになった。困ったもんだ…ちゃんと遊んでくれよ…せっかくならば… 結構高いな!!
ラッピングをしっかりしてほしいのと、意外と値段が変わらないので、ヨドバシカメラでクリスマス仕様にしてもらった。今、クローゼットの上の方で、ヨドバシカメラの白黒の袋に入って出番を待っている。
親の都合で前倒しにしたいクリスマスのXデー
サンタクロースを娘たちはいつまで信じているんだろう…
今はきっと存在を信じている。見たことがないのに、こんなに信じているなんて、不思議だ。サンタクロースを信じられる世界は羨ましいなと思う。
「女神様はいるのか?」という問いについて、「信じていた方が幸せだよ」と問いた漫画を読んだが、全くその通りだなと思う。
さて。とはいえ、実際のサンタクロースは、わたしと夫だ。
12/24から12/25に切り替わった夜中に、娘たちの枕元に例のギフトを置かねばならぬ。
間違いなくサンタクロースから頂いたプレゼントは彼女たちが今一番欲しいものであり、待ちに待ったものだ。25日の朝は大喜び間違いなしだろう。その顔が見たくて買うのでそれで良いのだが…
12/25は月曜日。
私は10時から千葉県柏市でワークショップがあるので、朝は早めに出たい。保育園もあるからゆっくり遊んでいる暇なんてまるでない。
大人の事情として、12/23(土)から12/24(日)にかけてサンタクロースがプレゼントを持ってくるのが一番都合がいい。そしたら明日の24日遊べるし、サクッと起きてもらえるし、サンタクロース役の親も次の日が日曜日。つまり今日なら色々セッティングも楽なのだ。
と。とんでもないお願いをちょっとしてみた。無茶苦茶な親の都合。
あまり強くいうと、サンタクロース像に傷がつくので、サラッと聞いて、あわよくば前倒しを…と思ったのだが…
正解だ。そうだ。おっしゃる通りだ。
今日までわたしが散々そんなことを伝えて、欲しいものはキャンセル不可だとfixしたのだ。こちらの都合で世界に求められるサンタクロースのスケジュールを狂わせるわけにはいかないのだ。
様々なクリスマスを経験して大人になったわたしの理論では、忙しいからこそ1日前倒しにしたらサンタクロース的にも配達が分散できて良いのでは?という意味もあったのだけど、当たり前にそんな理屈は通じない。そりゃそうだ。
やはり、通常通りサンタクロース業務は、明日の12/24の寝かしつけ後にもう一度起きて、枕元にセッティングすることになった。
なかなか今年の暦は親サンタクロースにはちょっと都合が悪い。
23日にクリスマスツリーを出してみた
そして、仕事にかまけて気がつくとツリーも出さずに今日に至ってしまったことをnoteを書きながは思い出したので、うちの可愛いオルゴールタイプのクリスマスツリーを出してみた。
長女が生まれた時に夫が買ったオルゴールタイプの上品なクリスマスツリー。
私はTHE XmasTree!という派手なものがよかったのだけど先手必勝だった。
夫が一目惚れして買った我が家のツリーは可愛らしい。去年壁に飾った折り紙が残っていて、娘たちが"飾りつけ"をしてくれたようだ。
明日、着実に。娘2人の枕元に、ぷにるんずと、キュアミラージュを置くことがわたしのミッションだ。うっかり添い寝による共倒れをしたら夫に起こしてもらう。
そして12/25月曜の朝に、スムーズにいつも通りに8:30に保育園に送り届けることが、40歳二児の母のクリスマスだ。
数字で見える応援が、日々の励みとなります。一瞬でも、あなたの人生に何かハッピーをお届けできたらこれほど嬉しいことはありません。