わたしの話しかいらない1時間
先日初めての方とコーチングセッションでした。
いわゆる導入セッション。
本格的なコーチングを始める前に、コーチ&クライアント間の決めごとやルールを説明してお互いOKかどうか確認します。
費用とか支払い方法とかコーチングの頻度とか時間とか・・・
そういう事務的な話もあるけど
大事なのは、私がコーチとしてお伝えするルール。
それは以下の通り。(※省略あり)
1.「誰かの話」ではなく、「あなた自身のお話」を聞かせてください
2.コーチングセッションで伺った話は、他者に話すことはありません
※コーチの守秘義務を遵守します
3.コーチとして、あなたに「アドバイス」は致しません
4.クライアントさんが自分で自分が望む未来や答えを見つける「お手伝い」をします
5.コーチングとは、クライアントの自己成長と自己実現を唯一最大の目的としたパートナーシップです。(※意図的な協働関係)
6.コーチングの進め方等に改善してほしいことがあれば、いつでもすぐにコーチに伝えてください。
7.お互い用意した貴重なコーチングの時間を有意義にするため、
コーチングの時間は自分とじっくり向き合えるような環境をご用意してください。
8.コーアクティブ®コーチングでは日常会話と異なる対話をします。
その体験を楽しんで、コーチングを満喫してください。
2の守秘義務を遵守しますについては、こちら↓
3のアドバイスはしませんよ、についてはこちら↓
その中で一番最初に書いている、
1.「誰かの話」ではなく、「あなた自身のお話」を聞かせてください。
めちゃくちゃ大切でこれが大前提。
ついつい、日常会話では
「会社のだれだれさんがあんな風に言ってて、それを上司のだれだれさんがなんちゃら言ってて、なんだかなーって思うよねー」
とか
「だれさんとこの○ちゃんが最近どーちゃららしくて、だれさんもあーで、うんちゃらだよねー」
とか。
ついつい、主語が自分自身じゃなくて、誰かになったりすること大いにある。私もある!よくある。
帰宅後の夫に、「保育園でね、○ちゃんのママに久しぶりにあって、次女生まれましたーって話したんだよね。この時期なかなかママは寝れないんだけど、うちの子、続けて7時間ぐらい寝ます〜って言ったらめちゃくちゃ驚いてたよ笑」 みたいな会話。昨日の夜のリアル会話。
こんな会話もめちゃくちゃ大事。
スッキリするし日常会話としてとても大事。
でもコーチングはその会話ではなく、自分自身の内側に焦点を当てて、
自分自身だけのことをじっくり見つめる時間がコーチング時間。
家の中と保育園。時々スーパーに買い出し。この3箇所を行ったり来たり。私は一体何してるのかなー。なんのために部屋を片付けて、またすぐ散らかって、片付けて、お風呂入れて寝かして気がついたら夜が来る。そしてまた朝がきて同じことしてる。嫌じゃないけど、なんだかモヤモヤするな。
これもまた私のリアル気持ち。
自分の気持ちを日々に忙殺されて、ほったらかしにせず、モヤモヤするってなんだろうっと、コーチと一緒に深めて内側にある何かに気づいて行動を起こすことがコーチング。
▼そのモヤモヤするっていうこと、もう少ししっかりみてみよう。
どういう気持ちが眠ってるの?
▼朝がきた時、朝一どんな気持ちになる?
▼ちなみに、片付ける時どんなこと考えながら片付けてるの?
いろんな角度からの質問で、自分の気持ちに集中して、探りにいくことで、モヤモヤの正体が明らかになるかもしれないし、ならないかもしれない。
ならなくても何か別の気付きがあって何か発見があるかもしれない。
蔑ろにしがちな自分を大切にする時間。
じっくり時間をとって、見つめて、考えて、
整理したり、新しいアイデアが湧き出てきたり、何かが軽くなったり。
自分の内側に目を向けるのがコーアクティブコーチングの時間。
何より、自分だけの話をずーっと傾聴されることなんてなかなかない。
他の誰の話でもなく、あなたの話をしっかり話してほしい。
自分だけのために使う時間として、心のリラクゼーションのように話してほしい。
コーチングとはそんな時間のこと。
コーチはアシストだけ。見つめるのも気づくのも、行動するのも自分次第。
コーチングとはそんな感じ。
数字で見える応援が、日々の励みとなります。一瞬でも、あなたの人生に何かハッピーをお届けできたらこれほど嬉しいことはありません。