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希望を与えるリーダーは何を語る?

Amazonプライムで「プラチナタウン」を見ている。当時は見てないけど、今改めてみると面白い。

悪徳な感じの町議員に、柄本明さんが出ているのも、半沢直樹にどハマりした今の私にぴったり合う(笑)

作品の中で、新町長になった大泉洋さんのお父さんがいうセリフに、思わず胸が熱くなり、noteしたくなった。

希望を与えられないリーダーは、どんな正論を吐いても誰もついてこない

コーチングの学びをする中で、今、盛んにやっているのが、相手の価値観、大事にしていること、大切にしたいことを聴きとること。

好奇心全開でクライアントが大事にしている価値観を聞き続け、反映し、クライアントが響くポイントに達したら増幅させ、大きな挑戦要望をだす。

このプロセスを行う中で気づきがあった。

いわゆる日本の大企業のマネージャーさんのコーチング。解決したい課題や改善したいこと、メンバーにやってほしいことや足りない点、何から手をつけていけばいいのか、やるべきタスクが山のようだ。という話から始まったコーチングは、本人自身も辛そうで、目の前にあるたくさんのタスクに押しつぶされそうになっていた。その状態から発する〜べきことは、灰色で茶色で、解決は難しく、雹が降るように仕事が降ってくる感じがする。その状況に本人自身も気づいていているけど、どうしていいかわからない忙しい現実にハマっている感じだった。

手法として、それらの〜べきことは、一旦右において、「まずあなた自身は何をしたいか、何をやってみたいか」について大きな質問をするところから始まり、自分自身でそのミッションへの希望を見出していくと、クライアント自身の心が響き始めてときめき始めて、そういえばこういうことをやりたかった!と大きな希望を思い出していくようになった。

話の中に含まれる、大事にしていることや価値観がこう聞き取れたということを伝えると、自分の新たな体の一部を知ったかのごとく嬉しい気持ちになって、自信がわき、やりたい未来が広がってくる。

このプロセスで生まれた大きな希望や「今すぐできるか、わからないけどやってみたいこと」というとてもシンプルな願いを抱いて、自分がやりたいこと、メンバーにやってほしいことを口にするのでは、現状に押しつぶされて出てくる提案とは、内容がまるで違い、伝わり方も全く違う。

そんなことを感じる中だったので、この一言は胸に刺さった。

人は、希望が欲しいし、可能性を信じたいし、見えないものでも期待するものがあればそれに賭けて一歩でも頑張れる気がする。

希望を与えられないリーダーは、どんな正論を吐いても誰もついてこない

このセリフ、とても素敵だから記憶しておきたい。なのでもう一度書く。

プラチナタウン、まだまだ胸熱セリフが出てきそうな予感しかしない。今、Amazonプライムで観れるので、是非よかったら!


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