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イギリスから日本行きの飛行機はガラガラ

イギリスから日本に帰国を敢行している。コロナ禍で、両国帰国が厳しい中だが、父が危篤となり帰国を決めた。

まずは、イギリス国内の地方空港からオランダのアムステルダム空港へ。そこで、乗り換えて成田空港へと向かう。

どの空港も、空いていた。今まで夏休みのホリデーシーズンに帰省していたので、こんなに人がいない空港を見たことはなかった。

日本政府指定の検査証明書で空港スタッフ混乱?

最初の空港でチェックインする際、航空会社スタッフがとても混乱していた。というのも、「日本政府が指定している検査証明書の所定のフォーマットがよくわからない」という。私を担当してくれたスタッフが、「正しいフォーマットが使われてる?これでいいの?」と他のスタッフに聞いて回っていた。最近、この検査証明書を巡ってトラブルがあったとのことで、とても慎重だった。

このチェック以外は、いつもと同様。結構すんなり出国させてくれたという印象だった。

アムステルダム空港は到着前72時間以内のコロナ陰性証明書が必要

アムステルダム空港では、乗り換えだけだが、到着前72時間以内のコロナ陰性証明書の提示を要求される。飛行機を降りて、空港に入る前に、検疫スタッフが待ち構えていて、この検査証明書をチェック。要件を満たしていたので、すんなり通してもらえた。乗り換え時間が1時間しかなかったので、この陰性チェックに時間がかかるのではないかと不安だったが、全く大丈夫だった。

アムステルダム空港の搭乗口のスタッフも、とても丁寧に日本政府指定の検査証明書をチェックしていた。正しい書類が使用されているか、規定通り出発前72時間以内に発行された証明書か、検査機関のサインがあるかを、3人のスタッフで確認していた。ここでもトラブルがあったのではと邪推してしまう。

検疫、航空会社ともに、コロナ検査証明をとても重視していることがわかった。

飛行機内はガラガラ

通常なら何百人も乗れる飛行機。私が乗った飛行機には、客はたったの8人。スタッフの方が多いぐらいだ。これほど、日本の入国規制が厳しいということだろう。私だって、2019年の夏に帰省して以来、コロナ禍の終焉を祈って帰国を我慢していたのだ。客室乗務員の方々が、とても親切で、とても救われた気がした。自分たちも危険に晒されているというのに、業務を全うして頭が下がる思いだった。

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