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投資における"強いメンタル"

こんにちは。スカイ投資チャンネルのマッケンジです。今日は投資のテクニカルな話ではなく、メンタルのお話。

Twitter (X)などを見ていますと、投資に対してメンタルを強化するだとか、含み損が大きくなってきても耐えられるメンタルが必要、とか言われることが多々あります。
果たしてメンタルの強さは投資に良い影響を与えるのでしょうか。

結論

メンタルの強さが必要と考えることは破産への道であり、強くある必要は全く無し!

ではなぜこの結論なのか、考え深掘っていきます。
そもそも、投資というのはメンタルに負荷がかかるものではありません!メンタルに負荷がかかっているのであれば、何かが間違っています。

メンタルに負荷がかかるのは何故でしょうか。
それは、あらかじめ想定していないことが原因です。
株を買ったとしましょう。もちろん上がると思って買うわけです。下がると思って買う人は居ません。
ですが、現実的には必ずしも上がるとは限りません。そこで必要なのは、上がった場合どうしようか、下がった場合どうしようか、あらかじめシナリオを持ちアクションを用意しておくこと。特に、下がった場合に都合の良い理由を後付けし、あらかじめ用意したアクションを撤回しないこと。これが大事です。

人というのは不確定要素があると不安な気持ちになり、それはメンタルへの負荷ということになります。
想定と逆に行った場合でも、最悪この程度で済むと事前に把握し、そうなるよう適切なアクションを取りリスクをコントロールしているのであれば、メンタルへの負荷とはなりません。それでも不安になるのであれば、用意したアクションが間違っています。

では逆に、メンタルの強さが必要と煽る人の背景には何があるでしょうか。
多くの場合、含み損が膨れ上がっても耐えろ!ということだと思います。
最早あえて言う必要もない気がしますが、耐えたからと言って含み損がなくなるわけではありません。場合によっては取り返しのつかない額の損失に膨れ上がり、強制的な退場に導かれます。酷い場合は人生そのものを狂わします。

というわけで、投資においてメンタルの強さが必要と言ってる人は、大バカ者!それに乗せられる人も大バカ者!です!
大きな損失を見せびらかしてSNSで「いいね」を集めても何にも良いことないです!

最後言葉は悪かったですが、せっかく読んでくださった方に不幸になって欲しくないのでストレートに書きました!

では皆さん、健全な投資家ライフを♪



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