1時間残業でダッシュで帰る

という生活を年明けからしている。本来は繁忙期なのだが、年末までの貯金で猛烈に忙しい、というほどでもない。折角なので、この微妙な業務量を利用して早く帰る練習をしようというわけだ。

ノー残業はまだ難しいので時間を切る

残業に慣れた人間には、ノー残業ってすごくハードルが高い。確かに定時になったけど帰っていいのかな、もうちょっとやっていったほうがいいんじゃないか…という気がしてくる。それに、あとちょっとでキリがいいとこまでいけることも多々ある。

そういうときのために、1時間だけ、2時間だけと時間を決めて仕事を延長するようにした。決めた時間になったら絶対切り上げる。なんなら社用のGoogle カレンダーに「帰宅」って予定を入れる。

周りを気にしない習慣をつける

ぶっちゃけ周りが忙しそうなんだけど、気にし始めるとキリがないなと最近吹っ切れた。家の事情もあるし、体力もないし、昇進する前に勉強しておきたいし、ぶっちぎって帰ったほうがいい。もちろん頼まれたら多少のお手伝いはするけれど、定時+α分はもうやってるのでなるべく受けない。

そもそも適切に業務を配分するのは上のお仕事だからね、振られたものをしっかりやってさっさと帰るのは悪いことではない。帰る人としての地位を確立しよう。

っていうか時間数そんな大事じゃないよね

これまでは時間数積むと儲かる~~って感じだったけど、30目前になって体力を換金してる実感のほうが濃くなってきた。夜1時まで会社にいて2時に吉野家で牛丼食べるとか、夜客先出て家で3時までやるとかもう無理。

最初の数年は確かに体力とガッツ勝負でいい経験をするのもなきにしもあらずだけど、今後は効率化しないと帰れないループに突入して心身がすり減るばかりだ。多少残業代稼げなくなっても健康な生活と勉強時間が手に入るほうがずっと価値がある。

問題は今後も継続できるか

とりあえず2週間ちょっと回してみたところ、帰りに本屋に寄ったり、家に帰ってから新しいことに挑戦したりする時間をとりやすくなった。その他にも、家族と夕ご飯を食べられるし、仕事効率化のアイデアも浮かびやすくなって、今のところはいいことずくめだ。

問題は今後の繁忙期もこのスタンスを貫けるかだが、弊業界かなり季節的に業務量過多になりがちなので、まだ不安がある。いい意味で空気を読まず、どんどん早帰りできるようにしていきたいものだ。


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