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8年ぶりに勉強しようと思った話

今年で社会人になって8年目、そういえば業務外で勉強したことがほとんどないことに気づいた。転職前も現在も業務のほとんどはOJTで、やっていれば自然に覚えることばかりで、じっと座って勉強することなんかもう長いことやっていない。そもそも座学がどうにも苦手で、気が付くと睡魔に襲われるので実践のほうがはるかに向いていると思ってなんとなーく仕事を続けていたところがある。

それがリモートワークになってみると、外出している時間がせいぜい通院と買い物ぐらいになった。1日1時間弱の運動時間はとれるし、仕事が終わればシームレスに夕ご飯が食べられる。今までより余裕のある生活になって、もっと色々できるのでは?という気がしてきたのだ。具体的には、知識とかスキルとかつけて楽に仕事して定時で上がりたい。

とりあえずUdemy

動画研修が受けられるUdemyが会社の補助で使えたので、とっかかりとしてありがたく活用することにした。おすすめコンテンツをTwitterで調べると、大体はコーディング初心者がハンズオンのコースを使っているようだった。

早速利用開始日にアクセスしてみると、コーディング以外にもすさまじい数のコースがある。あるにはあるのだが、面白そうなものや高評価なものは大体英語のコンテンツだ…というか、日本語のコンテンツは当然ながら全体に対して非常に少ない。逆に言えば、英語さえできればもっと幅広いコンテンツにタッチできるのだ。

英語ってどうやって学習するの

そんなわけで、学習の幅を広げるには英語ができる必要がある。英語嫌いだけど。正直なところ、中学から大学まで英語の授業が楽しかったことは一度もない。発音は悪くなかったが、文法はややこしいし教科書は面白くない。海外の人と付き合いたい!といった強烈なモチベーションを持っている人は上手だなあなんて思いつつも、当時は何のきっかけも持てないまま見事英語の苦手な日本人の仲間入りを果たした。

そんなわけで勉強の仕方すら分からないので、Udemyでネイティブの教える勉強法やイディオム講座、興味のある話題のコースを受けてみたりした。字幕のついているものや簡単なものはゲームの周回作業をやりながらでも大意の把握はできるので便利だった。ただ、根本的に語彙が少ないのとリスニング力がないので、ある一定以上になるとまるで聞き取れない。それに、これだけでは自分のことを説明するのすらままならないことに気づいた。

Hello Talkで日記を書く

そこで、とりあえず言語交換アプリで日記を書くことにした。その日あったことを数行でもいいのでまずはタイムラインに投稿しておけば英語のうまい人が修正してくれるし、逆にこちらが日本語の添削をすることもできる。間違えてもいいので覚えたての表現で文を作ることもできるし、微妙な日本語のニュアンスを英語で伝える機会も多いので、慣れた言葉しか使わなくなりがちな英会話レッスンよりも冒険しやすさがある。

フィリピン英会話で会話の回数を積む

色々やったし多少聞き取れるようになったかと思って会社で英語の打ち合わせに出たところ、通訳なしだと議事録を取るのも厳しかったのでやっぱり実践の機会を追加することにした。会社補助のBBTオンライン英会話コースを30回、今回は回数を積みたいので所謂格安のオンラインフィリピン英会話だ。去年は大手の通学コースを利用していたのだが、1年分の補助を2か月ちょっとで使い切ってしまうのでさすがにそれは断念。

お安いコースだからどうかなあと思っていたが、毎回丁寧にフィードバックがテキストで送られてくるし、予約も5分前まで可能でとんでもなく便利。指定教材のビジネス英会話がベースにはなるものの、予習をしっかりしておけば実際のビジネスシーンのことも聞けるし、覚えたての表現もどんどん試せる。

仕事が楽になる勉強をするという考え方

そんなわけで今年は重い腰を上げてもう一度英語をやり直しつつ、更にほったらかしにしていた業界資格にも着手している。会社的に上に上がると忙しくなってそれどころではなくなるので、やるなら今のうちになってしまった。

それに何より1日8時間寝ないとダメなタイプなので、このまま仕事だけが重たくなっていくと残業時間が増えて潰れるのが目に見えている。だから、できるようになれば最も仕事が楽になりそうなことから始めている。意識が低いがゆえのアレだ。

難しい仕事とか猛烈に年収が上がる仕事がしたいとかではないので、とりあえず低い負荷でいい感じにもうちょっとお金がほしい。面倒くさい作業とか自動化して定時であがって家族に作ってもらったご飯食べたい。

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