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コロナを乗り越えたので閉店します #1

2017年3月30日にオープンした
「ゆめママキッチン」(長野市)
今年2024年3月30日(土)に閉店します。
次のステージへ進む前に・・・
飲食業経験ゼロの主婦が飲食店をオープンし閉店するまでの
紆余曲折を振り返ります。


それは突然やってきた

まさか、自分が飲食店をやるなんて・・・
それも、小さなカフェとかではなく
44席もあるそこそこ大きい食堂(笑)

そんなチャンスは、いきなりやってきた。

起業塾で知り合った知人と
定期的にランチ会をしていたことで生まれた
「ゆめサポママ@ながの」は
子どもの夢を応援できるママを増やしたい
という思いから立ち上がった。

共同代表3名、事務局2名
全員フリーランスママ。
というのが
ゆめサポママ@ながの だ。

そんなゆめサポに、知り合いから来た話だった。

リノベーションを手がける会社の社長であるK氏。
「ママさんたちで何か活動してますよね?
実は、半日型デイサービスができるのですが
その建物の1Fに、デイサービスの利用者さんが
お弁当を買って帰れて、しかも地域の人も立ち寄れるような食堂ができないかと思って・・・」

と、そんな話だった。

その話を受け取った
ゆめサポ共同代表の一人が私を思い浮かべた
というところからこの話は始まる。

私は本業がライターではあったが
当時すでに地元TVの情報番組で
料理コーナーを週一回持たせてもらっていた。
「食」に関してはそれなりに仕事をしてきてはいた。

ということで
私がメインとなり
ゆめサポママ@ながのが運営する主婦の食堂として
オープンする運びとなった。

しかし・・・
そんな私も、そしてゆめサポのメンバーも飲食業の経験はせいぜいバイト程度だった。

飲食業経験ゼロだからできた

話を聞いたら、とても面白そうだと思った。
それに、自分で資金を作ってカフェをやるなんてなかなかハードルの高いことなのに、今回は、自己資金がほぼいらない。

それで飲食店をやらせてもらえるなんて
なんてラッキーなんだ!

ただ・・経験がないから未知数でもある。

まあ、結局、与えられたチャンスというのは
「はい」か「Yes」しかないんだけどね。(私の中では)


話が舞い込んできたのが
2016年11月。

ゆめサポが立ち上がって1年も経っていなかった。

そして、オープンは半日型デイサービスのオープンに合わせて翌年2017年3月。
わずか4ヶ月しかなかった。

しかも、その時、まだビルのリノベーションすら始まっていなかった。
当然、どんな飲食店にするかコンセプトもメニューも決まっていない状態で工事着手。

出来上がったものの中でやっていくしかないのだ。

後々気づくのだが・・・
飲食店経験がない=飲食店の難しさを知らない
からこそ、
「来るもの拒まず、やってみようっ!」
の勢いで飲食店を始めちゃったと思う(笑)

飲食業の難しさを知っていたら
勢いでやれなかったと思う(笑)

日々、何をしているのかわからなくなる・・

リノベーション自体は、リノベの会社でしてくれるので
直接は関わららないが
とにかくオープンまでにやらなければならないことは山積みだった。

というか
何をやればいいのかを調べるところからスタートだった。

何せ、飲食業をやろうと思ってスタートしたわけではないので
何もわからないのだ。

一から・・ではなく
ゼロからのスタートなのだから。

当時、私は、高校生の下の息子と二人暮らしで
店から車で40〜50分かかるところに住んでいた。

許可の関係から、スタッフさん募集、そしてメニュー決めと試作・・
オープンに向けた広報など
やらねばならぬことは、数え上げたらキリがない。

距離もそこそこあり、ライターとしての仕事もあるので
なかなかのハードスケジュールだった。

そしてここから店がオープンして数ヶ月は
毎日が、何をしているか記憶がないほどの忙しさになるのだった。


続く。

※     ※     ※

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