見出し画像

電気自動車(EV車)を自宅で充電!雨の中で充電するときの注意点を解説

3級整備士の闇です!
第137回の今回は電気自動車(EV車)充電について書いていきたいと思います。

1)〈雨でも自宅で電気自動車(EV車)を充電できる?〉

電気自動車(EV車)というと、一般的な精密機器のように水にさらされることで、故障や感電を引き起こす恐れがあるというイメージをお持ちの人も多いかもしれません。しかし結論から言いますと、自宅で充電する際に雨が降っていても問題ありません。

電気自動車は雨の日の走行や保管も想定されていて、濡れても問題なく利用できるように設計されているためです。

ただし、屋根があった方がより安全に充電できることに違いはありません。充電スタンドを設置するときは、天候や屋根の有無についても十分に配慮することが大切です。

2)〈電気自動車を雨の日に充電!注意点は?〉

電気自動車は雨の日でも自宅で充電できますが、より安全に使用するためにはいくつか気をつけておく必要があります。ここでは、雨の日に電気自動車を自宅で充電するときに押さえておきたいポイントを解説します。

2-1)〈プラグや充電コネクターを濡らさない〉

まずは、プラグや充電コネクターを濡らさないように気をつけましょう。

特に接触部は絶対に濡らさないようにしてください。車内に水分が入り込んでしまいます。

故障しないように車両側には水抜き穴などが用意されていますが、対策されているからといって、絶対に安心というわけではありません。万が一濡れてしまった場合は、布などで水滴を拭き取るようにしましょう。

2-2)〈濡れた手でプラグを扱わない〉

プラグを雨で濡らさないことも大事ですが、濡れた手でプラグを扱わないことも大切です。電気自動車の安全性は十分配慮されていますが、感電や漏電を引き起こしてしまうリスクがゼロではないためです。

手やプラグが濡れているときは、念のため布などで拭き取るか十分に乾かしてから抜き差しするようにしましょう。

2-3)〈大雨や暴風、落雷の可能性があるときには充電しない〉

大雨や暴風、落雷などの可能性がある日は充電することを避けましょう。特に落雷の可能性があるときは、遠くで雷が聞こえる場合でも可能な限り充電しないようにしてください。

万が一、充電中に雷の音が聞こえた場合は、安全のためにも車両や充電ケーブルからできるだけ離れて避難しましょう。

2-4)〈車両やコンセント周辺が浸水したときは充電しない〉

車両やコンセント周辺が浸水しているとき、びしょびしょに濡れているときの充電は避けましょう。場合によっては、感電してしまったりショートによる火災が起きてしまったりする恐れがあります。

しっかりと水分が抜けてから充電することをおすすめします。

3)〈野外の充電スタンドも雨の日は安全?〉

コンビニエンスストアや商業施設、カーディーラーや高速道路のSA・PAなど、充電スタンドが野外についている場所は自宅以外にも豊富に存在しています。

こういった野外の充電スタンドも、自宅同様に雨の日でも安全に利用可能です。しかし、先に紹介した自宅と同じ注意点に気をつけましょう。

なかには、屋根のないスタンドもあります。念のため、雨の日はできるだけ屋根つきのスタンドを利用することをおすすめします。

4)〈雨の日でも自宅で電気自動車の充電は可能!〉

電気自動車の充電は雨の日でも可能ですが、安全に注意する必要があります。

一般的には、電気自動車や充電スタンドは雨の日も想定して設計されていますが、間違った利用方法をしてしまうと、故障や感電のリスクが生じてしまうことは十分に考えられます。
自宅・野外問わず、雨の日に電気自動車を充電するときは今回紹介した注意点を意識して、安全に充電を行いましょう。

今回は電気自動車(EV車)充電について話させていただきました。
ぜひまた見に来てください!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?