メディアリテラシーも子供に伝えてくれるスーパージョジョさん
メディアリテラシー、ネットリテラシーというのは、部分的なところや意見だけを聞いて判断せずに全体を把握する努力をすることだと理解しています。
これから先、ネットに触れないというのは無理だと思うので、早めに教えておきたいですよね。
まずは親がテレビやネットのニュースに対して全体を把握する姿勢を子供に見せれたら一番いいとは思いますが、難しいときもあります。
どうしたもんかと思っていたら、なんとスーパージョジョさんが童話を作っていました。ありがとうジョジョさん!(スーパージョジョというのは、ユーチューブで配信されているアニメです。生活習慣などを歌に乗せて教えてくれます。)
検索しても原作が出てこないのでオリジナルの話なのかな?と思いますが、知ってる方がいたら教えて下さい。
追記:元ネタは、「群盲象を評す」というインドの寓話でした!
ここでは内容の紹介と、最後に動画を載せておきます。
「めかくしねずみとぞう」
むかしむかし、ねずみのおうさまがぞうをつれてきました。
ねずみの国のねずみたちは一度もぞうを見たことがありませんでした。
おうさまは、めかくしをして、ぞうのすがたを当ててみるようにいいました。
いちばんめのねずみは、ぞうのはなをさわって「ぞうはホースみたいだ!」といいました。おうさまは「もっとよくさわってみて」、といいましたが、いちばんめのねずみは「いえ、もう十分わかりました」といいました。
にばんめのねずみは、ぞうの足をさわって「ぞうは柱みたいだ!」といいました。そして「かんたんさ、ちょっとさわればすぐわかる」と言って、それ以上さわりませんでした。
さあ大変。ねずみたちが、それぞれ自分がさわった部分だけで、ぞうのすがたをいいだしました。けんかになって、たがいにいっぽもゆずりません。
さんばんめのねずみがぞうをさわりました。「ぞうの鼻はホースみたい、足は柱みたい、耳はうちわみたい」さんばんめのねずみはぞうのすがたをあてました。
ちょっとさわるだけで、ぞうのすがたはわからない。ぜんぶたしかめて。