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Easy way has No meaning ~福岡CL 青春のザシアン~

金村ブログ更新のお時間ですよ〜🔔*゜

みなさんこんにちは、金村美玖です。

今日 11/3は福岡で開催されたポケモンカードの定期大型大会「チャンピオンズリーグ福岡」に出場してきました。

結果は1勝3敗、ボロクソに負けて帰路に就いています。

空港のラウンジで暇を潰すためにこのノートを執筆しています。

何がいけなかったのかを考えているのですが、正直悪いところは無くて、相手が上手だったのと運が悪かったの2点に収束しました。

反省はこれくらいにして、福岡の美味しいご飯を堪能しようと思います。伊都きんぐの「どらきんぐ エース」はめちゃくちゃに美味しかったよ加藤史帆ちゃん!!!

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自分が使用したのは「スピードザシアン」と呼ばれる分類のデッキです。

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僕が「青春の馬」と呼んでいるザシアン(実は雌獅子です)を主軸に、他のポケモンでサポートしながら毎ターン『ブレイブキャリバー』(ザシアンの技の名前です)して戦うデッキとなっています。

『青春の馬』という日向坂46の楽曲


この曲の歌詞のように、デッキに「頑張れ!!」「足を止めるな!」「諦めるな!」「動き続けろ!」「簡単な道に意味なんてない!」「何も考えずに走り続けろ!」って声をかけながら動かし続けるというコンセプトをオタクに伝えた時に「パワハラザシアン」って酷い二つ名を付けられて笑いました。ごめんねザシアン 笑

「難しいこと考えなくていい」という理由で選択しましたが、シンプルが故の難しさを痛感しました。

このデッキはレアリティに拘らなければた2500円もあれば作れるデッキだと思うので、ポケカに興味のある方オタクさんがいればぜひご連絡ください。予算の範囲で組み上げてお送りします。


この大会でベスト4?ベスト8?に入れれば世界大会に出場する権利を得る事が出来る世界を目指すプレイヤーには大切な大会です。そんな大切な大会の出場者を『抽選』で決めるのは如何なものか?とは思います。よく遊んでいるオタクから「出たいんで応募しましょう!」と誘われ、応募したところ僕だけ当選しました。誘ってくれたオタクは大きなDJイベントに参加するそうです。

ポケカから逃げるな!!!

私は夏に開催された『ジャパンチャンピオンシップス2021』という大型大会にも参加していました。結果は2-3で負け越してます。

ポケモンカードの大会は「スイスドロー」と呼ばれる対戦形式(おなじ勝率のプレイヤーと対戦して全勝者が一定数になるまで繰り返す方法)で行われ、3回負けた時点でその後の対戦資格を剥奪(ドロップ と呼びます)されます。

簡単に言うとは3回負けるまでの間に何回勝てるかな?という大会です。

自分の目標として「5勝」を掲げて練習に取り組みました。

当たり前のように社会人なので練習できる時間は平日だと3時間、休日で8時間程度が限界です。そもそも私は『ガチ勢』では無いと思っているので、そんなに練習はしたくないです。笑

最近のトレンドとして「白馬バドレックス」「クワガノン」「ミュウ」というデッキが挙げられます。これらの詳細に関してはYouTubeで「ポケカ ミュウ」とか「ポケカ クワガノン」で検索してもらえれば沢山出ると思いますのでそれ見てください。

私の性格上、トレンドに上がっているデッキを好みません。

なぜなら「強い」から。

個人的に「強い」と「楽しい」は共存しない世界だと思っていまして、僕は「楽しい」デッキが大好きです。エレキダイナモラスターバージミュウ(通称:雷ミュウ)とか暴れん坊LOとか、強いかどうかは置いといて使ってて楽しいデッキがいいです。

話が本題に移らないので無理に軌道を修正します。

私がこの『ザシアン』を選んだ理由が2つありまして、

1.すごく強いカードだから

2.青春の馬って言いたいから

これらの理由から『ザシアン』を使うことを決めてサポートカードを選んでいきました。

最初に作ったのはこちらのデッキ

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「うらこうさく」というギミックを使用して必要なカードを手札に集めながら『ザシアン』で殴るコンセプトのデッキです。

こちらは非常に安定していたので使いやすい一方で、『ザシアン』が殴り出すまでに少し時間がかかり、彼女の強みである速攻高火力が若干死んでいるのが気がかりでした。

そこから2日ほどかけて更にチューンナップしたものがコチラになります

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エネルギーを多めに採用することで、『ザシアン』の特性を強く使えるデッキに寄せました。

しかし、これでも速効性は欠如していました。

安定性と速効性は両立しないものなのか。

そう考えていた際に、店舗大会で似たようなコンセプトのデッキが入賞したとの情報を頂いたので見に行ってきました。


目からウロコとはまさにこの事。

自分がやりたい事が全て詰まっており、しかもかなりの安定感もあるすごく綺麗で良いデッキでした。

自分は『ザシアン』に関して知識がないことを痛感し、オタク特有のフットワークの軽さからこちらのツイート主の方にDMを送りコンタクトを取りました。

えーすさんは非常に丁寧にデッキの解説をして下さり、このカードはなぜ採用したのか。このカードはなぜ不採用なのか。このデッキを生み出すまでにパーツの候補に上がったカードは何だったのか。私のする全ての質問に丁寧に答えて頂きました。本当にありがとうございました。日向坂46:ポケカ:ネタツイ=6:3:1のTwitterですがフォローして楽しんでいただけていれば幸いです。

そこから先はひたすらに自宅で素振りを行いました。最初は1人2役で対戦相手役のデッキも使用していたのですが、ある瞬間に自分を客観的に見てしまい、虚しくなったので1人回しに変えました。

1回でも多く「ブレイブキャリバー」(ザシアンの技の名前です)が言える動きを考え、実践し、フィードバックをして、次に繋げる。仕事では一切やる気のないPDCAサイクルがここまで綺麗にハマった事は浪人時代のセンター試験点数上げ以来で楽しかったです。

そんなこんなで素振りの回数も800回を超え、どんな状況からでも「ブレイブキャリバー」を途切れる事なくぶち込み続ける動きを確立させました。試合の3日前からはそれを忘れないように書き起こし、仮想した対面ではどう動いて「ブレイブキャリバー」をぶち込み続けるかのプランを組み立てる時間に当てました。

その時に「このデッキにはどんなプランを立てても相手が順当に動いたら100%勝てないな」と思うデッキが3種類あったのですが、

・参加者1500人程度の中で30人もいない(2%)シェア数であると考えたこと

・その30人が自分の最大9回の対戦相手になりうる可能性はほぼ0であること。

・この時代にそのデッキを持ち込むことはプレイスキルが自分より格上であるため、デッキ単位で有利をとってもプレイヤースキルで逆転されるケースが多いこと

以上の3点の考え方から「これに当たったら仕方なし!w」「他のデッキにかてるようになろう!」と判断しました。

あの時の俺、言っても信じないと思うけど2回戦で当たったぞ雪道モミインテ

その後も仮装相手へのプランを練る中でデッキをさらにブラッシュアップし、不要なカードを抜き取って純度を高めていきました。

そうして迎えた大会当日

前日にオタクのキャスが楽しくて深夜2時まで起きてた弊害で軽い頭痛に襲われながら1回戦がスタートします。

1回戦:裏工作悪リーフィア

6-0勝ち

知らんデッキだったのでワクワクしながら戦っていました。相手のメインポケモンであるリーフィアが3匹もサイドに落ちてたこともありブレイブキャリバーを3回決めて勝ち

2回戦:インテインテ連撃インテウーラオス

0-4 投了負け。

インテレオン大好き青年との戦いでした。

毎ターン『ザシアン』は「ブレイブキャリバー」を打ち込んだとしても、相手はそのダメージを「モミ」で回復してくる天敵のデッキです。

そもそもザシアン2匹とベンチバリアミュウがサイドで遊んでいたので、彼女たちにも休暇は必要だよな~と思いながらキョダイウズマキを撃たれ、百裂ラッシュをぶち込まれ、キョダイレンゲキで詰む盤面を作り出されたので投了しました。

練習段階から相手が動き続けたら勝てない。相手の妨害よりも自分の攻撃を優先すると決めてデッキを選んでいたので割り切りました。対戦相手が自分に甘くて相手に厳しい非常に真面目な方だったので、自分なら友達にはなれないなと思っていたのはここだけの話です。

3戦目

白馬スイクン(クロススイッチャー)

デッキ単位で有利なので普通にしてれば勝てる試合だと気を引き締めて臨みました。

最初のターンでタフネスマントを巻かずに「ふとうのつるぎ!」と宣言してしまってバトル場に3エネ着いた裸の『ザシアン』が爆誕してしまったのが非常に悔やまれます。ドビーはこのミスのお仕置として自らのTwitterのアイコンに刺青を入れました。CLで勝ち越せる日が来るまであの刺青は残ります。お仕置なので。

そしてこのデッキも「うらこうさく」

「うらこうさく」は山札からほぼすべてのカードを好きなように手札に加えることが出来る他のTGCプレイヤーが見たら大声上げながら発狂するレベルで強い能力なのですが、選択肢が多すぎるが故に何を手札に加えるのかで悩む能力です。

僕も採用を検討していた事もあり「分かる分かる、悩むよな~」と見ていたのですが、めちゃくちゃに長い。

4ターン目に「もしかしてこいつ勝てないから時間切れを狙ってるのでは??」と自分の中のヤバいやつレーダーが反応したので注意を促したのですが、時すでに遅し。合計で25分の試合時間の中で対戦相手に20分程度使われ、両者敗北という結果になりました。

僕は性格が悪いので対面で『試合時間の80%以上使って両負けになった気持ちってどんなんですか?』って聞いたんですけど返事は無かったです。途中からジャッジの方が横に着いてくれましたが、ジャッジの方が見てる間は『良識』(常識ではない)の範囲内で悩んでプレイしていたので、サイドペナルティも出せないとの判断でした。ポケモンカードも1ターンの制限時間決めてくれポニータ石井~!!!


4戦目 ハイテンションスイクン

「ハイテンションダンス」という自分のポケモン(今回であればスイクン)が使う技の威力を100上昇させるテクニカルな特性を「うらこうさく」を混じえて上手く使用する綺麗なデッキでした。

スタートがミュウツー、クイックボールでザシアンを連れてきて手貼りし特性を利用するもエネがつがず。その後もザシアンの起動が遅れてしまったので、ミュウを壁として差し出しサイドの先行を許します。

スイクンの打点を上げないためにベンチを搾った状態にしてザシアンで相手のスイクンを刈り取ることに成功しますが、返しのターンで手貼り→メロン→ハイテンションダンスで綺麗にスイクンが復帰し、20×7+20+100=260でザシアンが倒されてしまいます。

さらにその返しで「がくしゅうそうち」「メタルソーサー」を利用して更にザシアンを育ててスイクンを倒すも、再度うらこうさく→メロン→ハイテンションダンスでザシアンが倒されてしまいます。

最後は不思議なしっぽ→ポケギアで山に残したキバナが引けず、壁として『ザマゼンタ』(壁です)をバトル場に送り出すも、相手のターンにうらこうさくで『ボスの司令』を回収されてベンチに残り続けてたミュウツーを取られて負け。

3敗したので私のチャンピオンズリーグは終わりました。

後悔があるか?と聞かれると『無い』と答えるほどに反省点はタフネスマントだけでした。デッキ単位でもうすこし安定性を出せたかな?とは思うのですが、安定性と速効性はトレードオフの関係だと思うのでそこは割り切りです。

大きな大会が終わったので後ろめたさ無く好きなデッキを触れるようになったのが1番嬉しいです。

DJの店舗大会が来週に控えているのでその練習相手を頑張って、その後はC落ちの世界線で遊びながら日向坂のミーグリを堪能しようと思います。

ポケモンカードはすごく楽しいです。

イラストが綺麗なのもありますが、最近は岡崎体育先生がポケカのルールの歌を作ってくださったり、佐藤健様がCMに起用されていたりとたくさんの人に楽しまれています。

僕は日向坂のオタクたちにもポケモンカードで遊んで欲しいです。なぜなら楽しいから。

頑張ってイベントオーガナイザーの資格とジャッジの資格を取ろうと思います。

イベントを開催する資格を得れたら「おひさまカップ」とか「坂道杯」とか「金村美玖争奪戦」とかやるので遊びに来てください。

それではまた!

see you later✩.*˚#410



青春の馬はリハーサルVerも良いので是非見てください。


Noteの収益で得た利益はすべて推しメンの握手券またはポケモンカードの高レアカードに使わせていただきます。