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だれかのこと

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圧迫面接をする

以前圧迫面接についてやや肯定的に書いてしまったので補足です。

圧迫面接はする側の人員に精神的なリスクがあるということも書いていましたが、面接される側にとっても通常そういったパワーハラスメント的なことが行われていると会社を誤って評価する要因ともなりえます。

まず、圧迫面接とは時に人格攻撃などの非倫理的なストレスを人に与えることすら前提とした、非人道的ともいえる社会的なテストといえます。このような

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正義の問題

カルネアデスの板だとかミニョネット号事件、5人を助けるために1人を殺す選択をできるかなど近年はやった正義の問題について。

この種の問題は意図的に誰かを殺す行動をとることで誰かを死なせずに済ませたり、自分が行動しないことによって、誰かが死ぬが誰かが助かる事故を防止しなかったりとパターンを様々に変えて出されます。重要なことは人数や状況を変えながらも、必ず誰かが死ぬということです。そして、人は誰かを殺

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ここより条件のいい会社があったらそこに行きますか

上記のような面接質問が入社試験であったということがインターネットの掲示板に書いてあったので、これについて書いてみます。

この質問は面接試験としては、(特に営業職などでは)とてもいい質問だと思います。

前に圧迫面接について書いたことと同じこと実はよく似ているのですが、これは「仕事の際に給与や休日に付いて希望がありますか」とか「何か資格はお持ちですか」とは違う意図の質問だということに気づかなくては

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タバコ

喫煙者の方々への思い。

私はタバコは吸いません。小さなころからヘビースモーカーの父を見て育ったので、タバコは中毒性がありやめられないのだろうこと散々見せられていました。また、父の部屋や体はタバコのにおいがしみついていて、TVドラマでいうような懐かしいにおいなどという感慨はなく、夏場などは体臭と混ざったりして、ただただ不快なにおいでした。

タバコとはかつての若い人たちの間では不良のトレードマーク

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体罰はありかなしか

絶対禁止と言われたり、(愛のむち)と言われたりする体罰についてです。

体罰を肯定的にとらえる人たちは体罰を受けてきた人たちが中心になります。彼らは精神衛生上、自分が不快な思いをした過去を肯定的にとらえることが必要になりますので、当然の考え方です。そうでなければ、体罰を行った相手に対して、恨みながら怒りを腹にため込んで生きていかなければならないからです。脱線してますが、人間の持つ「忘れる」という機

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圧迫面接への対応

就活をしている人にとって圧迫面接は嫌だと思います。この圧迫面接をいかに対応するべきかについて書きます。

ところで、面接というのは入社試験の一環です。

単純に忍耐力を試していると思われるかもしれませんが、じつはもう少し、現実のシュミレーションに近いテストです。

たとえば、実際に会社に入ると自分の家族や尊敬する人が、会社の大切な取引先にバカにされるということは現実社会ではあり得ます。その時のあな

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