圧迫面接への対応

就活をしている人にとって圧迫面接は嫌だと思います。この圧迫面接をいかに対応するべきかについて書きます。

ところで、面接というのは入社試験の一環です。

単純に忍耐力を試していると思われるかもしれませんが、じつはもう少し、現実のシュミレーションに近いテストです。

たとえば、実際に会社に入ると自分の家族や尊敬する人が、会社の大切な取引先にバカにされるということは現実社会ではあり得ます。その時のあなたの対応によって取引を打ち切られ、会社が倒産するリスクもあるわけです。

状況によってけしてキレてはいけない時というのが、社会にはあります。サザエさんみたいな髪型と言われても、相原勇に似てると言われても切れてはいけない時、そして入社の面接というのはまさにそんなときです。

では、いざ圧迫面接にはどのように取り組むべきか。

相手に心を操られないゲーム、あるいはとんちの問題だと思いましょう。実際の正解は、相手(面接官)の攻撃をやめさせながら気分を良くすることです。サディスティックな相手はあなたを攻撃しつづけることによっても気分がよくなりますが、そのまま終了してしまうということは、あなたは一回の面接を耐えるほどには我慢強いですが、攻撃を続けさせること許容してしまうと、長く働いたとき、いつかストレスで自分を壊してしまいます。また、面接官の性格によっては、相手が攻撃しずらい話題を持ち出すことも、可能です。たとえば相手が両親について何か言ってきたときに、両親が相手が思っているよりも不幸な災害や病気、事故にあった話をする、あるいは両親との感動的な話をするなどです。ただ、その時は面接の意図が途中から崩れてしまうので、それに採点者が気づけば得点にはなりません。人情味のある会社なら採用かもしれません。

なんとなく、自分ならという、おおよその採点を書いときます    

(どこかでキれて手が出る、あるいは帰る 0点)           (怒って口頭で反論する 5点)                   (相手が攻撃できない理由を持ち出す 35点)             (我慢するがリアクションにいら立ちが出てる 1回ずつに減点アリ)  (一切表に出さず面接中耐え続ける 30~70点)          (攻撃をやめさせた上で相手にいい印象を与える 90~点) 

ちなみに昔映画化もされた心理学実験と同じで面接官は演じているうちに本当に自分が嫌な人間になったような気がしてきますし、攻撃する側であっても本当にサディストでなければ自分の精神状態と異なるリアクションをしていくことはストレスになります。頻繁に面接があるようでいたら同じ人が続けるべきではないと思います。人を傷つけようとする癖がついてしまうと逆に通常業務に支障が出るかもしれません。


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