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断酒34日目


実を言うと、最近は飲酒欲求が結構ある。

お酒の味が恋しくて飲みたいというわけではないんだけど、酔っ払って現実から逃れたいという理由で飲みたくなってしまう。

お酒を辞めて1ヶ月と数日が経過したけれど、人生変わったかと言われると全くそんなことは無かった。

孤独感や目の前の問題を解決するために断酒を始めたのだけれど、心が弱く前に進む行動が取れていない。

病院にすら怖くて行くことができない。

道ですれ違う面識のない人たちですら怖く感じてしまう。

この状態でどのようにしたら前へ進めるのか?

考えても考えても、答えがでない。

孤独感は増すばかり。

原因を作ったのも、新たな一歩を踏み出すことができないのも、全て自分のせいなのは100%理解している。


なんてだらしないんだろう。

なんて弱いんだろう。

なんて醜いんだろう。


ハングリー精神、何くそ根性、人間としての欲。

これらをエネルギーにできればいいんだろうけど、ガス欠のような状態で力んでみても、踏ん張ってみても、何も湧き上がってこない。


昨日も書いたけど仕事休んでから、3ヶ月半が経過している。

3ヶ月半あったら何ができる?

映画もたくさん見れる、アニメも何作品か一気見できる、本もたくさん読める、旅行にいける、留学できる、気になるお店に足を運べる、資格の勉強ができる、新しい技術を身につけることができる、外国語の勉強ができる。

あげたらキリがないけど普通の人が長期の休みをもらえたなら、予定を立てて毎日楽しむだろうと思うし、ポジティブな感情で過ごすことができると思う。

それに比べて僕はずっとベットで寝てるか、椅子に座ってるだけ。

みんなは1日中何も考えずに一点を見つめてるのって辛かったり、しんどかったりするのかな?

僕は起きてる間はずっとそうやって過ごすことができる。

外の明るさが時間の経過とともにグラデーションのように暗く変化していくのだけは分かるんだけどね。

体は止まっているのに心はどっと疲れる。

現状をなんとかしないと。と考えるけども、その言葉自体が頭の中に浮かんで復唱されているだけで思考はちっとも先に進みやしない。

これが3ヶ月半ずっと。

なんて無駄な時間を過ごしているんだろうか。

現状を変えるのが僕にとっては大変難しく感じてしまい、この現実から逃げ出したくてたまらないです。

お酒の力を借りたい。

スリップしてしまうかもしれません。

ギリギリのところです。

明日で断酒5週間なんですが、ぶっちゃけ継続日数を重ねていく喜びと達成感は1ヶ月達成した頃がピークで今は5週間だろうが、6週間だろうが、どうでも良くなってしまっています。

時間を置けば飲酒欲求が収まるということは経験上あるので、少しだけ耐えてみようと思います。

1度飲んでしまえばブラックアウトするまで飲み続けてしまうでしょうし、それが数週間に渡って継続されるだろうと思います。

それでもいいのか?と今必死に自分に言い聞かせているところであります。

飲んだ先の後悔を想像しながら夜を過ごしていきたいと思います。

もし飲んでしまったらごめんなさい。


断酒されている方、そうでない方も明日も頑張りましょう。





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