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なぜ今「リーマン兼業音楽家」なのか?そのメリットとは?

僕は自分のことをリーマン兼業音楽家と銘打っていますが、サラリーマンとしての定収入があるのに、なぜわざわざ請け負いの仕事を受けているのか?というといくつか理由があります。

①やりたい仕事をするため

最近お仕事の問い合わせが増えてきましたが、世の中には本当に音楽が必要な場面ってたくさんあるんだなぁと改めて思います。

BGMひとつとっても、テレビ番組やラジオなどの放送、映画、ドラマ、アニメ、ドキュメンタリーなどの映像作品、演劇やミュージカル、スポーツや格闘技、CMや企業VP、プレゼンテーションや展示会などのプロモーション用映像、ゲームやアプリ、店舗や商業施設、結婚式やイベントの映像 etc...

あらゆる場面でオリジナルの音楽の需要があります。それも大規模な商業作品から小・中規模のプロジェクト、個人制作まで本当に世の中のいろんな場所で必要とされているんですよね。

音楽制作に携わっていない立場から表面的に見えている音楽の仕事って本当にごく一部で、実際にやってみないと分からないことがたくさんあります。

僕自身まだまだ経験豊富とは言えませんが、実際に色々とやってみて楽しかった仕事・楽しくなかった仕事というのは正直あります。基本的には「間口は広く、仕事は来るもの拒まず」でやっていますが、実際にやってみてこりゃ違うな、と思うこともあるわけです。

これは音楽ジャンルの得手・不得手だけでなく、音楽の使途であったり、クライアントさんとの関係性なども重要だと考えています。

なのでこの手の仕事はやりたくないな、この人と仕事したくないな、と思った場合には「次回から依頼を受けない」という強気のスタンスを取ることができます。

専業でやっていて断っちゃうと収入に打撃がある場合はこのスタンスを取りづらいと思うので、大きな利点のひとつです。

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