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心に刺さった名言 | 宇宙兄弟「心のノート」【Morning Radioほか 後編】

読んでいただき、ありがとうございます!この前たまたま、Kindleで買ったリストを見ていたら、ずいぶん前に買った『宇宙兄弟の名言集』が出てきたんで、思わず読み返してしまいました。そしたら、今の自分の心に刺さりまくり!

宇宙兄弟 心のノート 「メモしたくなる言葉たち」 はこちら

ということで独断で私のお気に入りの名言を順不同でご紹介します。今回はMorning Radioほか 後編です。いつの間にか4部作になってしまいましたが、今回が最終回です。関連記事の『南波六太編』『Morning Radioほか 前編』『Morning Radioほか 中編』も合わせて読んでいただけると嬉しいです。

”情”の部分でしょう

後編のひとつ目は、こちらです。

『情をはさむなってんならパソコンにでも決めさせりゃいい
人を選ぶのは結局人の”情”の部分でしょう』
星加 正

星加さんは自らも宇宙飛行士を目指してただけあって、常に宇宙飛行士ファーストで誠実な仕事ぶりが大好きです。このシーンは宇宙飛行士選抜審査のときに、ほかの職員から「審査に私情を挟むな」と言われ、このように返しました。安易な妥協をせず、自分がいいと思ったことは、とことん推して、あらゆる手を尽くす。

日々人が月面で事故に合ったときも、その後にNASAで立場がなくなったときも星加さんの決して諦めない仕事ぶりは、私にとって常に見習うべき姿勢です。(第2巻に掲載されています。)

僕はもう決めたんだ・・・

ふたつ目は、こちらです。

『僕はもう決めたんだ 迷っているヒマなんてない・・・!
人生は短いんだ・・・!』

ビンセント・ボールド

『テンションの上がらならねえことに・・・
パワー使ってる場合じゃねぇ・・・!』

ピコ・ノートン

少年時代、共に宇宙を目指したビンス、ピコ、リック、しかし、周りの大人たちの反対にあい、リック以外のふたりは夢を諦めようとしていました。そんなある日、最後まで夢を諦めなかったリックが事故で死んだ。ビンスとピコは失意の中、再び宇宙を目指すことを決意するシーン。

自分の子供には、失敗してほしくないという願いから、親や教師は子供に安定を目指すように勧める。子供には無限の可能性があるのに、今の延長線上で考え、このぐらいならできるだろうという選択肢を押し付ける。もちろん、悪気なんて全然なく、幸せになってほしいと心から願っているからというのはわかります。

一方で、子供にとって親は、社会の荒波から自分を守ってくれる存在です。無意識的に、逆らって見放されたらという恐怖が付きまといます。

それでも、少年の二人にとって、『親友の死』はその恐怖を超える事件だったのです。いつ死ぬかわからないのに『嫌なことばかり』をして『やりたいこと』ができなけば、自分の人生といえない。管制官リックが彼らを進むべき道へと導いたのです。(第11巻に掲載されています。)

Morning Radio Q&Aのコーナー

ロスにお住まいのカール君7才からの質問!
Q:この前家族旅行で 日本に行ったとき
  お店の前に塩がかざってありました
  どーして日本人は 塩を入り口置くんですか?
A:なるほどォ いい質問だねェ カール君
  それはね・・・
  ”砂糖”だとアリが寄ってくるからだよ
出典:宇宙兄弟 心のノート 「メモしたくなる言葉たち」

毎回カール君からの質問ですね。リスナーはカール君だけなのか?

この「聴くと元気になる」がキャッチコピーの『Morning Radio』、作中でも六太がこの番組をよく聴いていますよね。パーソナリティは”DJパープル”という、六太もよく知っているある人物というウワサ・・・!?

ワシらは死ぬまで・・・

三つ目は、こちらです。

『避けようのないもんはそりゃある だがそれを言ってどうなる
ワシらは死ぬまで 生きるだけだ』
デニール・ヤング

いつものように『T-38』で空を飛んでいた。突如、現れぶつかった鳥、「そいつが”鳥”だとわかった瞬間にはもうぶつかってた かわいそうなことをした」に続くセリフです。『死ぬまで生きる』この当たり前のことができない人がたくさんいます。かつて私も息をしているにも関わらず、自分の人生を生きていなかった。

いつか自分に死が訪れたときに、『あぁ、俺はいまこの瞬間まで生きることができた。いい人生だった。』と思えるようにいまを生きようと思います。(第13巻に掲載されています。)

人に見られる事をするには・・・

続いては、こちらです。

『人に見られる事をするには 見えない踏ん張りが必要なの』
エミーリア・トルスタヤ

見えない踏ん張りを続けてきたオリガは、ダンスコンクールの舞台で見事に無重量空間にいるように回り続けました。例えば、プレゼンの資料や報告書などでも一緒ですね。人に見せるのであれば、見えないところでも手を抜かずに、作り込まないといけないということですね。

エミーリアは、イヴァンの奥さんですが、ふたりは素敵な夫婦ですよね。一番印象に残っているシーンは、イヴァンが「昔は美人だった」と日々人に紹介したときに、エミーリアが「今は超美人」と返したことです。ウィットに富んだセリフですよね。(第15巻に掲載されています。)

他の誰よりも・・・

最後は、こちらです。

『ナンバ・ムッタは 海底20mでのこの2週間 他の誰よりも 月面にいた』
デーモン・コボル

月面を想定した海底20mで行うNEEMO訓練の終了後の総評会議で、訓練の管制および監視員のデーモンらはこう評価しました。六太は、「月面にいたら一番過ごす時間の長い基地内を真っ先に快適な空間にしたいと考えるはずだ」と思い、基地内の環境改善をしたんです。

スポーツなんかだと、「練習のための練習をするな!試合を想定した練習をしろ!」とコーチから叱られることがよくあります。まさに、六太は誰よりも試合を想定していたのです。

実は、このシーン、この本「心のノート」には掲載されていません。私が個人的に好きなシーンなので紹介しました。さらに、デーモンがこの発言をしたときにバトラー室長が「どういうこと?」というシーンも最高ですよね。バトラー室長も強面だけど、お茶目で愛くるしいキャラなので大好きです。

最後に

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!4回に渡って、宇宙兄弟の名言集『心のノート』から私の好きな名言を紹介しました。この『心のノート』には全部で100の名言が掲載されています。すべてを紹介したいぐらいですが、私が伝えるよりみなさん自身に実際の本を読んでいただきたいので、厳選して18+1個の名言をご紹介しました。

宇宙兄弟は妻が好だったことをきっかけに、私も読むようになったのですが、本当にいい漫画で、生きる上でのヒントをもらえたり、勇気や感動がもらえたり、得るものが多い作品です。まだ読んだことがない方には、ぜひ読んでもらいたい。読んだことがある方は、もう一度読み返すと、以前とは違うものを得られると思います。(私がそうでした。)

この記事を読んで、私のこの気持ちを共有してくれる人が一人でも増えたら、うれしいです。ぜひ試してみてください。

宇宙兄弟 心のノート 「メモしたくなる言葉たち」 はこちら

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