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心に刺さった名言 | 宇宙兄弟「心のノート」【南波六太編】

読んでいただき、ありがとうございます!この前たまたま、Kindleで買ったリストを見ていたら、ずいぶん前に買った『宇宙兄弟の名言集』が出てきたんで、思わず読み返してしまいました。そしたら、今の自分の心に刺さりまくり!

宇宙兄弟 心のノート 「メモしたくなる言葉たち」 はこちら

ということで独断で私のお気に入りの名言を順不同でご紹介します。今回は南波六太編です。関連記事の『Morning Radioほか 前編』『Morning Radioほか 中編』『Morning Radioほか 後編』も合わせて読んでいただけると嬉しいです。

誰が一番強いか答えを知ってる奴いるか?

ひとつ目は、こちらです。

『グーみたいな奴がいて、チョキみたいな奴もいて、パーみたいな奴もいる 誰が一番強いか答えを知ってる奴いるか?』

閉鎖ボックスで5人の中から2人を選ばなければならない、しかも自分たちで、どうやって選ぶかも含めて考えなければならない。六太が選んだのは『ジャンケン』で決めるという方法です。

誰もが「自分が選ばれたい」、もちろん六太もその気持ちは同じです。でも、「自分が選ばれるために、他人を切り落とす」ということをしたくなかった。そして、自分以外の4人にもしてほしくなかった。

人にはそれぞれ、強みもあれば弱みもある。この5人の中で誰が一番、宇宙飛行士にふさわしいかなんて、誰にもわからない。それなら、『ジャンケンを超える公平な方法はあらへん』のです!

一見、ふざけた決め方に感じますが、誰もが納得し、傷つけあうこともない、公平な決め方がジャンケンなんです。この5人だから、この決め方ができた。そして、すごく六太らしいアイディアに驚き、感心し、そして感動しました。(第5巻に掲載されています。)

忘れたふりを続けたせいか・・・

ふたつ目は、こちらです。

『忘れたふりを続けたせいか 本当に自分の大事な気持ちを忘れていた俺は・・・ 宇宙へ行きたい』

を叶えようと思うと、厳しい道を歩まなければならないし、多くの人に笑わることもあるかもしれない。成長とともに恥をかきたくないという想いが強くなり、夢そのものから目を背けてをしまうことがある。自分の心の声に耳を傾けずに、次第に心の声が聞こえなくなる。

そんな人が少なからずいる。六太もそんな一人だった。でも、日々人やシャロンの言葉をきっかけに、たとえ厳しい道のりだろうとも、もう一度、夢を叶えるために、宇宙を目指すことを決意するシーン。(第1巻に掲載されています。)

私も「自分の心の声に耳を傾けないまま、これまで生きてきてしまった」と、ハッとさせられる言葉でした。あえて、聞こえないふりをしていたのかもしれません。なぜなら、聞いてしまったら、厳しい道のりを歩まなければならないかもしれないから。そのことに気づかせてもらえました。

俺の敵は・・・

三つ目は、こちらです。

『俺の敵はだいたい俺です』

NASAの訓練教官のビンスに「あなたの敵は誰ですか?」と聞かれた六太の答えがこれです。おそらく多くの人が、他人や環境のせいにして、行動できない言い訳を自分以外に求めてしまう弱さを持っていると思います。しかし、六太は「自分のを さんざん邪魔して足を引っ張り続けたのは結局 でした」と自分の弱さを認めて、厳しい道のりを歩む決意をした強さをもっている。(第11巻に掲載されています。)

自分のこころに自分でブレーキをかけてしまう。私もそうです。ブレーキを外したら、「ツライ想いをするんじゃないか」、「失敗したらどうしよう」。チャレンジするのって怖いんですよね。そして、これを怖がっている自分を認めるのはもっと怖い。認めることができたら、との和解が始められるかもしれませんね。

本気の失敗には・・・

続いては、こちらです。

『本気の失敗には価値がある』

『俺の敵はだいたい俺です』と同じく第11巻に掲載されています。これも心に刺さる名言ですね。失敗をポジティブにとらえた言葉というのは、世の中にたくさんありますけど、ケアレスミス怠慢によるミスは周りに迷惑をかける失敗なので、こういう失敗はしない方がいいですよね。

「失敗は成功のもと」といいますが、これからは「本気の失敗は成功のもと」と言い換えなきゃいけないじゃないかと思うのは私だけでしょうか?

本気の失敗なら、「何が原因で失敗したのか?」、「どうすれば次に成功するのか?」を本気で考えますよね。そうしてこそ、『成功のもと』になりえる。自分がしてきた失敗が果たして本気だったのか、そう考えずにはいられない、そんな名言だと思います。

1位と最下位との差・・・

南波六太編の最後は、こちらです。
(こちらも第11巻に掲載されています。)

『1位と最下位との差なんて大したことねーんだよ ゴールすることとしないことの差に比べりゃ』

サバイバル訓練の最終日、六太は高熱でダウンしてしまう。チームメイトの助けを受けながら、ゴールへ向かう自分を奮い立たせる言葉

何かにチャレンジする者チャレンジしない者、チャレンジして失敗をした者をしない者が笑うかもしれないけれど、チャレンジした者は、しない者より成功に近づく。

結果が悪くてもそれは大した問題じゃない。チャレンジしたんだから、経験が蓄積される。チャレンジした結果の失敗なら次に生かせばいい。しなければ、その経験は得られない。心に刺さる言葉でした。

宇宙兄弟 心のノート 「メモしたくなる言葉たち」 はこちら

最後に

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!今回は、宇宙兄弟の名言集『心のノート』から私の好きな南波六太の名言5つを厳選して紹介しました。本当は、もっとたくさん紹介したい名言がありますし、伝えきれていない部分もあるのですが、私が伝えるより、みなさん自身に読んでいただいて感じていただきたいので、この辺にしておきます。

宇宙兄弟は妻が好だったことをきっかけに、私も読むようになったのですが、本当にいい漫画で、生きる上でのヒントをもらえたり、勇気や感動がもらえたり、得るものが多い作品です。まだ読んだことがない方には、ぜひ読んでもらいたいですし、読んだことがある方は、もう一度読み返すと、以前とは違うものを得られると思います。(私がそうでした。)

この記事を読んで、私のこの気持ちを共有してくれる人が一人でも増えたら、うれしいです。ぜひ試してみてください。

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