じっと待つ

『じっと待つ』

山では

日が暮れれば

小さな山小屋で

朝が来るまで

じっと待つ


翌日が嵐ならば

小さな山小屋で

嵐が止むまで

じっと待つ


自分では

どうしようもないことは

時が来るまで

じっと待つ


何もしないことが

無駄なことではない


時が運んでくれる

時が

私を運んでくれる


それまで

じっと待ってみよう

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