夢は解(ほど)けた

『夢は解(ほど)けた』

朝霧の向こうに

陽は昇る


小さいベットから

起き上がろうとした時

僕の手が

君の手に触れた


揺れる木の葉

夢の残りが

ポツリと滴り弾けた


夢は解(ほど)かれたことを

僕の早くなる鼓動が

全身に知らせている


「おはよ・・朝だよ」


僕のその声は

いつもより高くて変な声で


君のその笑顔

これからもずっと見ていたいよ




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