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ChatGPT,BingAI時代に、課題発見・問題解決研修カリキュラムはどう変わるのか?
みなさん、こんにちは!
スキルベース高松です。
ChatGPT,BingAIが大きな話題になっています。
AIの進化が止まらない。
これからの時代、どのような研修カリキュラムを開発していくべきなのかを考えています。めっちゃ悩ましい。だって、AIがすごすぎるので(笑)
これまでの研修と何を変えなきゃいけないのか。
今のところの仮説というか、方向性を書き出してみました。
5つほどあります。
①自分でアウトプットを出すことも大切だが、思考プロセス設計力が重要になる。
AIに聞けば、何でも答えてくれるわけです。
精度の話はありますが、こんだけ便利なツールはありません。
なので、自分で0から考えることも大切ですが、AIをうまく活用することが重要になってきます。
でも、どういう問いをするかによって、その答えは大きく変わってきます。
最終的なアウトプットイメージが分かっているのであれば、AIに指示は出せますが、まだそれすら分からない中で思考をどのように進めるかは、人間が考えなければなりません。
どのような順番で指示を出すか、そのプロセスは人間が設計しなければなりません。
思考プロセスの設計力というのか、思考のファシリテーション力が重要になってくると思います。
②ネット情報収集スキルも大事だが、情報の理解力が問われる。
ここ数年、ネットを活用した効率的な情報収集力を磨いてきました。
これだけ簡単にアウトプットが作れるようになるとネットには更に膨大な情報があふれます。また自らも簡単にアウトプットを作成できるようになります。
そうなると、膨大な情報を人間が理解する力を高めておかないと、その情報を活用することが出来ません。
単なる一つの情報を理解するだけでなく、複数の情報をつなぎあわせて統合的にとらえ、そこからの解釈を紡ぎだす。これこそは、人間が行うべき知的行いのように感じます。
怪しい情報に騙されない力。
複数の情報を統合的に理解する力。
分からないことを分かるように力、つまり、理解力を鍛える必要がある。
③大規模データもスゴイが、一次データの価値が大切になる。
ChatGPT,BingAIは、誰も活用できる。
同じ問いかけをすれば、同じようなアウトプットが出来てくる。
そりゃそうだ。同じ大規模データベースを使っているのだから。
そうなってくると、価値あるアウトプットを創り出す源泉は、
自分だけにしか体験できない一次データとなります。
これはデータ化されておらず、現場にしかありません。
現場の雰囲気、空間。
お客様の声、顔色。
職場の雰囲気、トイレでのコソコソ話。
現場の情報収集力。
現場の雰囲気を感じる力が大切になってくる。
④デジタルの世界も大切だが、顧客接点での課題設定力が大切になる。
すべての問題解決がネット上で行われるわけではなない。
すべてがメタバース上で行われるようになった訳ではないし、
まだリアル接点での顧客との会話は多い。
顧客とリアルに接した場面での課題設定力および解決力。
お客様の質問し、課題を発見する力。
営業による顧客の課題解決。
課題解決型営業とも言いますが、この力は今後も大切。
特に、営業による課題設定力は鍛えていく必要がある。
幅広くいえば、相手の気持ちになって一緒に課題設定を行う力。
このカリキュラムは絶賛開発中!!!
⑤AIはそれっぽいアイデアを出してくれるが、自分らしいアイデアを考える力
AIにアイデア作成を依頼すれば、無限にアイデアを考えてくれます。
ただ、それは、どれもそれっぽいアイデア。
そりゃそうですよね。
ネットの情報を基に考えているわけですから。
そうなってくると、それっぽいアイデアを超えたアイデアを考えることが求められます。
これまでにないアイデアを考える。
もちろん、これまでに全くないものを考えることはなかなか難しい。
でも、これまでにあるアイデアとアイデアを組み合わせることはできる。
これまでにはないアイデアの組み合わせを考える。
これまでとは違った価値観を提案する。
これから、人間の創造力がより重要になってきます。
そのためには、人間としての価値観が問われてくるように思います。なんでもかんでも便利になればよいって話ではない。
どういう人生を個人として歩みたいのか。
どういう価値を会社として提供したいのか。
人として、会社としての価値観がより重要になってくるように感じます。
今日は、これからの問題解決研修カリキュラムを考える5つのポイントをまとめてみました。
スキルベースでは、進化したカリキュラムを常に提供しています。
だって、これだけ世の中が変わっているのですから。
なお、思考プロセス設計について学びたい方は、3月に出版したこの本がおすすめです。
研修のご相談はこちらからお願い致します。
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