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ひとさじエッセイ:最近のインプット

プリンターで書類を出力するには何が必要か?
データをプリンターにインプットさせることである。

ということでここしばらくはインプットと称して普段取り込まないジャンルを読んでみたり視聴したりしていた。
もちろんちまちまとアウトプットもしていたのだが。

マーダーミステリーTRPG狂気山脈を観た。それはもう素晴らしい出来で、わたしが視聴したプレイヤーも良かったのだがゲームとして完成された狂気山脈は非常に良かった。
プレイヤー視点で見て、その後GM視点で見て、続編を見て…。
気がついたら朝だった。びっくりした。
同時にわたしはコズミックホラーが苦手というのも判明した。怖い。怖すぎる。正体がわからないものには大抵人は恐怖する。わたしも特段そのようだった。
合間合間にトイレ行くのにも怖いと思うほど見てるだけでものめり込める作品で完成度の高さに感服した。


格ゲーを再開した。タイトルはストリートファイター6。
今作はボタンで必殺技が出るモダン操作も相まって非常に新規参入者が増えたように感じる。わたしは従来の操作で遊べるクラシック操作でプレイしている。
新規のモダンユーザーも要領を掴むとスルスルとランクが上がっていく。
ランクが上がるというのはモチベーションにも繋がるようで、負けても反省点を見出し続けているようだ。
格ゲーの魅力は勝利も敗北も自分自身にしかないというところ。


最後に、巷で噂のタイトルとイメージビジュアルしか出ていないスタジオジブリ作品「君はどう生きるか」をみた。
以下改行下にはネタバレが含まれるので注意されたし。















君たちはどう生きるか

ほぼすべての情報が無料で手に入るこの時代、スタジオジブリはタイトルとイメージビジュアルのみ公開して放映を開始するという手法を取った。
アニメ映画や洋画、邦画問わず映画に関しては事前にプロモーションを放映する。そうすることで興味を惹き、足を運ばせるのだ。
映画界においてそんな中で作品内容すらプロモーションをしないで放映をするのは認知されずに埋もれて消えていくだろう。

これはスタジオジブリだからこそできたプロモーションだ。
「全く内容がわからない作品を、お金出して劇場で見た」
という貴重な体験をした。


「君はどう生きるか」どうだった?と聞かれたら
スマブラジブリだった。

今まで世に出したジブリ作品のありとあらゆる描写を取り入れ、古株スタッフと若手スタッフの入り混じり。
1940年代の日本風景と洋風ファンタジー要素はジブリの得意とする細やかな描写がふんだんに使われていた。
メタ的描写も結構あったがシンプルに素敵な作品だった。
今後世界の均衡が地獄に傾こうとも今を生きようとする主人公の真っ直ぐな姿勢に目が離せなくなる。
どのシーンも映像に釘付けになってしまうような構成で良くも悪くも非の打ち所が無いように感じた。

私はこう生きた
君たちはどう生きるか

である。


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