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あれはそう些細なきっかけでフィルムを手に取った

いつのころからかデジタルカメラではなく、フィルムカメラでよく撮影をするようになった。

フィルムは現行だと、135mmフィルムか120mmフィルムが主流だけど気づいたらどちらのカメラも所有していた。きっとこれからも増えるだろうし、ある街に行ったらカメラ屋さんを覗くし、ネットオークションも飽きることなく、見続けることだと思う。
 
そんなぼくだけど、フィルムでは撮らないだろうなぁと思っていた時期があった。
たぶん大した理由はなくって、単純に興味がわかなかった。

たぶん、最初に惹かれたのは偶然の産物のような写真が出来上がってくるのにワクワクしたことだったと記憶している。
もっと知りたくなったのだ。
 
フィルムといえば、最近のスマホアプリは優秀でフィルム風の加工をしている人もたくさんいる。
Xを眺めていても、それで写真を仕上げている人もいる。
それも含めて、その人の作風だし、今の時代だからこそできる表現だ。
 
ぼく自身、スマホやデジタルカメラで撮影したものをそうしたアプリで加工するからよくお世話になっているけど、やっぱり本物のフィルムの時のような高揚感はさほどない。
どんな写真になるのか結果がわかっているからかな。
 
今日もラボに出していた写真がたくさん届いた。
一度手元を離れていたものが、戻ってきたような感覚で眺めている。


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