乳がんの原因ってなんだろう?という答えのない問い
やっぱり、どうしても「なんでこうなった」と思いがちなもんです。
いろいろ思い返しては、どれも原因に思えて仕方ありませんでした。
とにかくあれです。
森高千里です。
「ストレスが、女をダメにする」
黄金期のエッジの効いたインパクトは忘れません。(てか、今もめっちゃキレイでビビる)
閑話休題。
さて、こっから持ち直しますが、まだ鬱屈とはしています。
また散文詩になりましたが、おヒマなら見てください。
トホホ。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
そういや、なんで乳がんなんだろう?
生理も重かったし、PMSもひどかったので、絶対大病するなら婦人科系、しかも子宮周りで大病しそうだな、なんて漠然と思っていた。
まあ、パイも婦人が主だけどな…そうは言っても冷え性だし、腹周り来るだろうと心構えしていたところだ。
なにせ子供も欲しかったもんだし。
昔診てもらった婦人科の先生が「子供は作っても、コブは作っちゃいけないし、ましてや育てちゃダメ」みたいなことを言っていて、
「そんなうまくいかねーよな、世の中」
と、子宮筋腫を持っているワタシは思っていた。
なので、「絶対悪くなるならこれが肥大してどうにかなる」くらいに激しく思い込んでいた。
ほかにはおっぱい大きいから、冷えやすい皮下脂肪が、がん細胞を育てたのかも。
Eカップあった胸は、検査前にFカップに変化していた。
あーあ、こないだ買ったこのFカップのブラジャーどうしよう。
とりあえずとっとこうか…と、タンスにしまい込んだ。
思えば、買ったはいいがあまりのカップのデカさにビビって、さほど着用せずに終わったのだった。
ああもったいない約5千円。
そうだ、ピルも乳がんリスク上げてるんだ。
女性ホルモン整えるっていうからハニーブッシュティーとか飲んでたな。イソフラボン入ってたけどあれ大丈夫かな。
いろいろ考えは止まらない。
そして、
あとは、
仕事。
めっちゃ忙しかった&プレッシャーがひどかった。
前述もしているが、リーダーがかなりモラハラ、パワハラ、セクハラな人で、まー、いろんな人にいろんなことをして、大変だった。
外部も、内部も、老若男女問わず、本当に大変だった。
そして、
やっぱり、残業が続いたことによる肉体疲労とのコンボだろう、と思う。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
友人にがんになったことを暗い顔をしながら話した。
励ましてくれたが、
「ステージ1でよかったじゃん!」
と、言われたことに、激しく動揺した。
え?
よかったの?
そうか、よかったのか。
いや…?よくないよ???
え?ぜんぜん、全然よくない!
アタシこんなはずじゃなかったの。
もっといろいろやりたかった。
なにしろ子供欲しかったんだけど?これから作れるかわからなくなるんだよね?
ものすごく心で反発した。
おまけに、子供を持つ友人だったので、そこも自分で引っかかったのだと思う。
情けない。
イヤだイヤだ、良くなかったよ。
アタシ赤ちゃん今すぐにでも産みたいんだよ。
でも全部ご破算だよ。
この後ホルモン療法したら、生理戻ってくるかわからないよ。
もう40歳超えちゃうよ。
どうするんだよ、アタシ全然良くないよ。
健康だと思ってたのに悔しいよ。
一人で悶々とした。
辛かった。
好きな友人だったから、余計につらかった。
が、
人前で取り乱せない、気持ちを押し殺してその場をやり過ごす性格のワタシは、ただショックを受けただけで、その場を後にした。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
さて、急に休んだので何をしたらいいのかさっぱりわからず。
病院の予約はいれた。
家もヒマに任せて掃除しまくった。
めっちゃ天国。幸せ。(酒飲みたい、でも飲まないって決めたんだった)
さて何しようかな。
思えば若干現実逃避。
勉強しようかな?
イヤ、まてよ。
お金これからふんだんにかかるし、簡単なことで、あんまりお金かからない方がいいや。
とか言いながら、ネットを見ていたら近所にヨガスタジオをみつけた。
しかも、チェーン店(って言うのか?)じゃなく個人?がやっている風。
歩いて行けるし、平日真昼間からやってる。
主婦向けかな。主婦と話合わなかったらどうしよう。
なんて思いながら、申し込んだ。
思えばヨガ、やってみたかったんだった。
いくつになっても、新しいことを始めるのは割とわくわくするものだ。
ワタシの選んだクラスは、アディヨガという、古式ヨガだった。
(というか、これしかなかった)
それに加え、ヨガニードラという瞑想も組み合わせたもので、かなり自分に合っていたらしい。
というか、今の自分の状況にフィットした、という感じか。
ヨガは、自分に向き合うもので、「このポーズができなかった」「全然体が動かなくて、他の人とまったく違う」とか、ジャッジしたり比べたりしない。
それがとてもよかった。
そして、ヨガニードラで心を浄化されたことは、本当にその時のワタシを癒してくれた。
先生も生徒の方々も優しくて、本当に温かい空気が流れる教室に出会えたことに感謝している。
主婦と話合わないかもとか言ってごめんなさい。苦笑。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
あと、忙しすぎて、大好きなマッサージに行けてなかった。
もともと慢性的な冷え性、生理不順にPMS、かんの虫は起こすし肩こり首凝り腰も背中も痛いと、とにかく不定愁訴のデパートだった。
漢方もピルもいろいろやったけど、帯に短したすきに長し。漢方はまだよかったが、ピルはまったくダメだった。
鍼は少し効いたけど、割高で続かず。
もっぱらマッサージばっかりだったが、もともとのタイムマネジメントの下手さっぷりから、全くメンテナンスに行く暇を作れず、休日というと寝ているか旦那に連れ出されるかだ。
運動もせず、歩くのは好きだから永遠と街中をうろうろするくらい。
そんなとき、右の背中の真ん中、ちょうど肩甲骨の下あたりに、重い凝りを感じた。
よく100均で売ってる背中のツボ押し棒みたいなもので、ぐりぐりすると、胸の方まで響くようにずーーーーんと重く、じんわりとした痛みを感じた。
今思えば、アレも前兆だったか。
ちょうど胸のしこりができた、右胸下に響いた痛み。
しかし因果関係はまったく不明。
そして痛烈なものでもなく、じんわりぼんやりした痛みだったので、まったく気にも留めていなかった。
思えば、秋に会社の健康診断があるので、そこまで胸のしこりを放置しようとしていた。
正直あぶなかったな、と、あとから思った。
季節の移り変わりが3か月ほど。
その3か月で一体どれくらいがん細胞が侵食するんだろうか。
想像もつかなかったが、同時にぞっとした。
もし、あの時クリニックに電話してなかったら、アタシいつ死んでたんだろう。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
そういえば昔、実家で飼っていた猫にツボ押し棒を肩にひっかけたら
猫さん、めっちゃびっくりして、見たことないくらい飛び上がった。
その際、近くに置いてあったお香立てをひっくり返され、そこら中灰まみれにされました。
マジ母に「猫を驚かせたこと」と「灰まみれにしたこと」の2点でこっぴどく叱られました。
ごめんね猫ちゃんw
※病気の原因は一つではないこと、また、必ずしも原因があるとは限りません。
上記のすべては素人が「あれやこれや」と思いを馳せては、すべて悪いように考えていた、という思い出話です。漢方やピル、ハーブティ、サプリメントなどの類は、体に合えばすこぶる良いものなので、本文は個人的な見解であることをご了承ください。
また、何かご自身のお体にご不安がある場合は、専門の医療機関に問い合わせることを、強くおすすめします。
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